updated(first) | 07/01/2003 | last updated |
読書メモ 2003年6月 |
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6月の読書メモです。あんまり読めなくなってますね〜。まぁ新しい仕事に就いたばかりということでそちら方面の知識吸収でていっぱいということで仕方ない部分もあるんですが。 でもビジネス書や仕事関係の本とか立ち読みする機会また増えてます。 こちらで紹介できるような内容だったら、なるべく一般的なものだったらということですが紹介できたらなぁ、と思います。 「ブルーもしくはブルー」を読んでいたらそのあとドラマ化のことを知りました。ちょっと驚いたな。 |
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★感想 |
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グレアム・グリーンの代表作。1999年にも「ことの終わり」というタイトルで再映画化された。 中年の作家モーリス・ベンドリックスと高級官僚の妻サラァの不倫を描いた文芸作品。1940年代のイギリスの片田舎で夫ヘンリの目を盗んで愛をはぐくんでいた二人はちょっとした誤解から別れることになる。戦後、モーリスは私立探偵を雇ってサラァが本当は何を考えていたのかを探ろうとする。彼はサラァの「日記」を入手するが・・・。 この内容が当時としてはスキャンダラスに捉えられたのは現代の目から見ると難しい。どうってことない内容なのだ。不倫も、その当事者のやりとりも生真面目でストイックに感じる。 夫ヘンリとモーリスが気が合わないながらも友人づきあいを続けるところもこの小説ではポイントになっていてなんとも「喉にひっかかるような」微妙な味わいとなっている。 |
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★感想 |
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これは意外にもファンタジー色が強い作品でした。ちょっとしんどかったかな。 ドッペルゲンガー。自分と同じ名前、姿をもつ「もう一人の自分」。それはなりたかった自分の願望を反映している存在なのかもしれない。佐々木蒼子は広告代理店に勤める夫と東京で暮らしていたが、お互いに不倫に走り、生活にどこか不満を感じていた。そんなとき、自分が結婚を考えていた河見と結婚し、福岡で暮らしているというもう一人の蒼子と出会う。二人は1ヶ月だけ入れ替わってみようと。 ※「ブルーもしくはブルー」は稲盛いずみ主演で2003年6月にNHKでドラマ化。 |
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