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BOOK ジャンル別INDEX



BOOKにINDEXをつけてみました。
このサイトでの分け方は以下のようにしています。このページの最後に載せた参考資料を元にした分類ですが、
書店等の分け方とは異なりますので、「ああBlack Pepperはあの本をこんな風に思ってるんだ」という程度に
受け取っていただけたら、と思います。


普通小説 ミステリ@ ミステリA SF/ファンタジー
歴史小説 エッセイ 実用書 マンガ

ロマンス ミステリ@ ミステリA SF/ファンタジー
歴史小説 エッセイ 実用書 マンガ


BOOKのの分類について(全体)



1.基本的に自分が「読み終わった本」を思い出せる限り、順次INDEXに載せていきます。
サイト内で紹介したものについては、その掲載ページにリンクさせていきます。
また私(Black Pepper)が読んだ本だけでなく、当サイトでご紹介した皆さんの書評もリンクさせていきます。

2.作家/ライターを国内・海外(マークは
に分けていますが、これは実際のその人の国籍ではなく、最初に発表された言語が日本語なら国内作家とし、外国語なら海外作家としました。 陳舜臣やつかこうへいを国内作家としているのはそのためです。

3.INDEXは「ラスト・ネーム」「苗字」をあいうえお順に並べています。
共著/共同作品は項目の最後に入れました。

4.国内には日本独自のジャンル分けの概念があるために同じような意味(色分けで同じような色を使っています)
でも、違った呼称を使っている部分があります。例えば純文学や私小説は海外で言う「ロマンス」に相当すると考え、略称としての「普通小説」に含まれる、と考えました。
短編、長編の区別はしていません。

 ノヴェル(長篇小説)、ノヴェレット(中篇小説。日本では普通この長さを長篇と呼んでいる)、中編、短編、
ショート・ショート、超短編(800字程度)など。
短編は作品の各タイトルではなく、短編集のタイトルとしました。エッセイ集についても同じ。

分類の難しいもの、複数の要素の入っているものについてはそれぞれ判断しました。たとえば「ホラー」と「ミステリ」、「歴史小説」と「ロマンス」、「ハードボイルド」と「犯罪小説」などには多くのグレー・ゾーンの作品がありますが、それぞれの割合を自分なりに判断して分類しました。

「ジュブナイル(少年少女向け)作品」、「ノヴェライゼイション作品(映画化がきまってから小説の形で発表したもの、またはドラマやゲームを小説化したもの)」については特に別に分類せず、それぞれのジャンルに入れてあります。


各ジャンルの説明


ロマンス

*ロマンス/普通小説(国内のみ)
ロマンスというのはいわゆる恋愛小説だけではなく、もう少し幅広い概念、 「人間、人生そのものを描いた小説」という意味で捉えています。
人の人生を少年期から年代記的に捉えていく 「ビルドゥングス・ロマン(教養小説)」、日本の私小説などの純文学作品もここに入れました。
日本ではロマンスにあたる言葉はないので「普通小説」という呼称を使います。 いわゆる現代小説や、時代ものであってもロマンス(広義)の割合の高いもの(ハーレクイン・ロマンスが代表例)はほとんどここに入れてあります。

*小説/その他
他の小説ジャンルにどうしても当てはまらない小説をここに入れました。
パロディ・ギャグ作品もこちらに入れたものがあります。
また小説ではないのですが戯曲・シナリオ集もここに入れています。


ミステリ

(分量の都合上、@とAにページを分けました)
これはそもそものエドガー・アラン・ポーなどから始まった「探偵・推理小説」が今では広範囲に拡大して どう分類していいか大変難しい部分があります。

  

*推理小説


いわゆる本格推理小説や、古典的な探偵小説、パズラー(クイズ的な謎解き自体を目的にするもの)を中心に考えています。
また松本清張以降の社会派推理や企業 経済小説の中で推理要素の多いもの、さらに日本でいうところの新本格推理小説の作品もこちらに入れてあります。

*ユーモア・ミステリ


ミステリの中でも特にユーモアの要素が強いものをここに入れました。
  いわゆるブラック・ユーモアであってもこちらにいれているものがあります。
またいわゆる「奇妙な味」の作品もここです。

    

*ハードボイルド


広義では「一人称で個人の心理状態の描写を極力排し、行動の描写のみによって独特のリアリティー、雰囲気を持たせた文体」 ハードボイルド文体を用いた小説なんてことになるんでしょうが。それではハードボイルド文体のなども入ってしまうので、ここでは 「主人公、語り手に設定してあるのが私立探偵、刑事、警官などのいわゆる「正義」の側に(便宜上であっても)属する小説」をここに入れてみました。  

*犯罪小説


ミステリの中でも特に善悪の判断をしていない、悪の部分も魅力的に描いているものはこちらに入れました。
悪をつきつめることによって、一種の社会批判の意味をこめた「ピカレスク・ロマン(悪漢小説)」もここに入れてあります。たんに「サスペンス小説」というものはこちらではなく「推理小説」もしくは「ロマンス」に入れてあります。

 

*冒険小説


ミステリの中でも特にアクション要素の高いものはここに入れました。
自然を相手にした冒険ロマン、現代の戦争を題材にとったもの、特に傭兵ものはここに入れてあります。

SF/ファンタジー


*SF


いわゆるSF作品、SF要素の特に高いジュブナイル作品などは全てここに入れています。
古典的SF、アイデa・ストーリー、スペースオペラ、ニューウェーブ、サイバーパンクなど。
短編、ショートショートの多い分野でもあります。

  

*ファンタジー


いわゆる子供向けのおとぎ話や、架空世界を細かく描写した異世界ファンタジーが中心です。

  

*ホラー


ミステリの一分派とも読めますが、現代を舞台にしたその中でも極端に現実感を喪失したもの、恐怖感のみを煽り立てるものはこちらに入れました。
超自然の世界を描いたモダン・ホラーもここに入れました。

歴史小説


*歴史/時代小説


どの程度、史実によっているかで分けたいのですが、全ての資料に当たれない事もあり、
基本的に作者が主張しているジャンルで分けています。歴史小説と時代小説など
ただし極端にリアリティーを喪失したもの(「架空戦記もの」など)は別のジャンルに入れていることもあります。

エッセイ

  

*エッセイ


他のジャンルも書いている作家の文章は(分類を細かくしすぎないために)こちらに入れてしまっていることがあります。
また実用書/ノンフィクションとの区別は非常に微妙

*対談集/インタビュー集/共著作品


これらもエッセイに準じるものとしてエッセイの最後に入っていることもあります。

実用書


*ノンフィクション


ノンフィクション作品はこちらに入れています。小説要素の強いもの、特に歴史小説っぽいものは
「歴史小説」に入れてしまっていることもあります。

 

*実用書/データ集/解説書


いわゆるガイド本、ノウハウ本はここです。

マンガ


  

*マンガ


「マンガ」は全てここに入れています。
字だけでなくて絵・イラストでも表現しているものってことで、その内容は問いません。

  

*画集・写真集


画集・写真集などはここに入れています。


*参考資料
小林信彦 「読書中毒ブックレシピ61」「<超>読書法」(共に文春文庫)
阿刀田高 「新トロイア物語」(講談社文庫) から「阿刀田高 著作 文庫分類目録」
「ダ・ヴィンチ」 2002年7月号(メディア・ファクトリー)


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