ホームへ戻りますシネマトップへ updated(first) 05/10/2002 last updated


トリコロール/白の愛 (1994、フランス、ポーランド)
監督  : クシシュトフ・キエシロフスキー
出演  : ズビグニエフ・ザマホフスキー/
ジュリー・デルピー
「トリコロール」3部作の一つ。3部作の中でもっとも「政治色」を感じさせる。

性的不能から妻(ドミニク=ジュリー・デルビー)に去られたさえない中年男(カロル=ズビグニエフ・ザマホフスキー)の話。彼のその後の転落ぶりはすごくて、妻の電話を盗聴し、ゴミ捨て場で殴られ、とさんざんな目にあうが、結局ギャングに拾われ、という展開。

ここまでダメな男だからギャング社会でも使いものにならないだろう、と思っていたら(その間が省略されているけど)そちらでは成功し、やがて。。。

ジュリー・デルビーの「無垢な怖さ」が効いている。


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