ホームへ戻りますシネマトップへ updated(first) 03/01/2003 last updated


ディープ・ブルー (1999/アメリカ)
監督  : レニー・ハーリン
出演  : サフロン・バロウズ、トーマス・ジェーン、LL・クール・J、ジャクリーン・マッケンジー、マイケル・ラパポート、ステラン・スカルスゲールド 、サミュエル・L・ジャクソン、他


この映画はある人に薦められて観てみました。
監督のレニー・ハーリンは「ダイ・ハード2」「クリフハンガー」「カットスロート・アイランド」「ロングキス・グッドナイト」「ドリヴン」なども撮っているという。アクションばっかりね。
これはサメが襲ってくる海洋パニック・アクション。といっても「ジョーズ」シリーズ程の緊迫感はないし、なんか間が抜けている。いや〜いろいろな映画からいいところをパクって来たかったのはわかるんだけど。あまりにもそのまんま。
まぁいいや。軽くストーリーを。
海上の研究施設、ここは嵐で連絡が絶たれ、突然現れた「サメ」に研究員たちは次々と襲われ、死んでいく。サメは遺伝子研究により知能が異常に発達しており、施設をまるで計画的にやっているかのように破壊し、研究員たちを追い詰めていった。
それにしてもキャストが地味だ。サミュエル・L・ジャクソンはすごく冷静沈着な博士の役で出ているけど、彼以外だとL.L.クール.Jが気のいいコックの役で、これ以外の白人研究員は知らない人ばかり。けっこうみな美形だけど。トーマス・ジェーンという人が一応主役のようです。彼と遺伝子研究に走った女性研究員ジャクリーン・マッケンジーとのロマンスも一応入ってます。
でもこれドンドン人が死ぬし、なんとも大味な話だな〜。サメがね、動きが早すぎるのと、つくりがなぜか安っぽく見えるんで怖くないんですよ。むしろ海中というシチュエーションを生かした「水」の勢いの方がうまく効果を上げてたな。あと音楽(トレバー・ラビン)が大仰なんでこれでなんとかもたせてるって感じかな。
でも「こいつは生き残るだろ」と予想していた人があっさり死んだりして展開は読めなかったのでまぁまぁ楽しめました。
でもこの笑いはB級のものだよなぁ。まぁ息抜きに観てるんでそれでいいんだけど。


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