ホームへ戻りますシネマトップへ updated(first) 11/16/2003 last updated


ノー・グッド・シングス (2002年 /アメリカ)
監督  : ボブ・ラフェルソン
出演  : ミラ・ジョヴォヴィッチ、サミュエル・L・ジャクソン、ダグ・ハッチソン、ジョス・アックランド、ステラン・スカルスゲールド、ジョナサン・ヒギンズ、他


知り合いに失踪した息子を探して欲しいと頼まれた刑事ジャック(サミュエル・L・ジャクソン)。偶然ある屋敷につきあたるが、そこにいたのは銀行強盗の一味だった。リーダーのタイロン(ステラン・スカルスゲールド)、血の気が多いフープ(ダグ・ハッチソン)、トーマスとイザベルという老夫婦、エリン(ミラ・ジョヴォビッチ)の5人。

ちょっとした誤解から監禁されることになったジャック。彼の見張りとして屋敷に残ることになったのはエリン。最初は緊張していたがエリンがピアノ、ジャックがヴァイオリンをするということから、音楽を通じて交流するようになる。
ジャックは糖尿病ということで薬が切れて発作を起こすが、エリンの機転により救われる。

強盗の計画の方はエリンの恋人であるデヴィッド(ジョナサン・ヒギンズ)を利用したものだった。銀行の電源装置を操作し、停電を起こす。
タイロンが「今日中に送金しなきゃいけないんだ。」とゴネる顧客の役を演じ、デヴィッドに送金に必要な情報を持ち出させる。

計画はそこまではうまくいくが、事態に興奮したデヴィッドは帰りの車中で事故を起こし、1日しか有効でない情報は途中でちゅうぶらりんになってしまう。

タイロンはデヴィッドを拾い、隠れ家に連れて行く。
デヴィッドは「情報はあとで」と言い、エリンと二人きりになり、セックスし始めるが、嫉妬にかられたフープに襲われ、絞殺されてしまう。

換金に必要な情報はもうない。
強盗団、そしてそこに捕らわれたジャックの息詰まる闘いはいよいよクライマックスに。


これはミラ・ジョヴォビッチが出てるということで観たんだけど。
そういった面ではまぁまぁだったかな。
「あともうちょっと」というところまで見せてくれてファンとしてはうれしいです。

監禁されながらも常に逆転を考えてるジャックはサミュエル・L・ジャクソンとしてはけっこうありがちな役なんだけど、さすがにうまいですね。ステラン・スカルスゲールドはじめ脇役もなかなかでした。

まぁ地味な映画で万人向きではないかもしれませんけどね。


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