ホームへ戻ります updated(first) 08/15/2002 last updated


【言葉のフシギ /大阪の標識  】




言葉って土地によっていろいろな使い方があるものだ。
同じ日本の中でも「こんな言い回し」があったり、「あんな言い回し」があったり。
そんなところに着目してみました。


今回のテーマは「大阪の標識」です。
ちょうど大阪に旅行に行ってきたところなのでタイムリーだというのもありますが。
ただ僕は大阪はまだ2回行っただけなので「ここおかしいぞ」という点があったらこっそり教えてくださいね。

まず地下鉄でよく見かけたのが「チカンにご注意」という趣旨のもの。
これは車内のポスターにもあったし、放送もしてたし、相当に被害もひどいのでしょうね、
と思いましたが。
なんといっても強烈だったのが、駅のポスターの
「チカン、アカン!」
の文字。きちんと語呂もあっているし、なんか笑ってしまいました。


それから四天王寺での3コマ。

1.きれいな池の中央の瀬に亀が何匹かいる。とてものんびりする風景だなぁ、と思っていたら
「ここの亀はかみついて危険ですから柵の向こうに入らないで下さい」
の文字が。ガーン!
しかしケガ人が出ては大変だからこれは立派に意味のある表示だ。

2.石舞台があった。
そこには
「この舞台は重要文化財なのでみんなで大事にしましょう」
そしてその舞台のまわりには囲いが何もなく、まぁ触ろうと思えば触れるし、
踏んづけることも出来る状態だ。
全ての行動に自己責任を求めているのか?
けっこう大阪は大人な街だ。

3.猫之門という門があった。欄干の部分に精巧な猫が彫りこまれていて門全体は朱塗り。
その横の表示。
「ネコを捨てないで下さい 総本山 四天王寺」
以前本当に捨て猫に困ったことでもあるんだろうか?



ホームへ戻ります