「10ミニッツ・オールダー/GREEN」(こちらに感想を書きました)を観たので「10ミニッツ・オールダー/RED」の方も観てみることにしました。
昨年12月に公開されたときに劇場でも観てるんですが、なんか流れていってしまうような印象だったのでDVDの方がよりじっくり観られるかなと。

10ミニッツ・オールダー コレクターズ・スペシャル
オムニバス・ムービー アキ・カウリスマキ ビクトル・エリセ ヴェルナー・ヘルツォーク



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サブタイトルは原題が「The trumpet」
日本公開時が「人生のメビウス」
DVD化に際して「RED」と付け替えられた。

15 人の監督による 10 分づつの映画のコンピレーションで2本の映画として公開された。
こちらには以下の7人の監督の作品が収録されている。

1.結婚は10分で決める(アキ・カウリスマキ)
2.ライフライン(ビクトル・エリセ)
3.失われた1万年(ヴェルナー・ヘルツォーク)
4.女優のブレイクタイム(ジム・ジャームッシュ)
5.トローナからの12マイル(ヴィム・ヴェンダース)
6.ゴア vs ブッシュ(スパイク・リー)
7.夢幻百花(チェン・カイコー)

1.結婚は10分で決める(アキ・カウリスマキ)

電車の線路に寝ていたことから留置場に入れられていた中年男。
出所してから喫茶店の昔馴染みの女に「結婚してシベリアに行こう」と持ちかける。
「本気なの?」と戸惑う彼女を尻目に、旅行の準備をし、シベリア鉄道でイルクーツクまでの切符も買う。

列車の座席につき、ようやく落ち着いた2人。
女が「なにを見ているの?」と聞くと
「故郷を見てるんだ。まだ見えるかなってね」と
答えるが迷いを振り切るように彼女のそばに行く。

男が故郷を出なければいけない理由ははっきりとは示されてない。
ちょっともどかしいけど、状況が変わるにつれての男女の感情の
機微のようなものは描けているかな。雰囲気はいいです。

2.ライフライン(ビクトル・エリセ)

田舎。壁掛け時計が「チックタック」と動き続ける中、
様々な人々が「人生のとき」を過ごしている。







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