Black Pepper’s Blog

かなりレポートが遅れましたが、11日には「バイオハザード　Ⅱ　アポカリプス」のほかにもう一つこの日公開の「スウィングガールズ」を観てきました。

「ウォーターボーイズ」の矢口史靖監督が、「女版ウォーターボーイズ」として（？）、また熱い青春モノを撮るということで楽しみだったんですよ～。

渋谷シネクイントで観ました。
これが入っているパルコ・パート3は現在9/17のリニューアル・オープンに向けて改装中なんですが、そのオープニングにもスウィングガールズのイベントがあるそうです。

オフィシャル・サイトより

■9/18　 14:00～/16:00～　パルコ・パート１公園通りエントランスにて路上生ライブ！！

スウィングガールズ(2004年　/　日本)

写真クリックで公式サイトへ

監督: 矢口史靖
出演：
上野樹里
貫地谷しほり
豊島由佳梨
平岡祐太
竹中直人
白石美帆
小日向文世
渡辺えり子
谷啓

(あらすじ　goo映画　）
野球部の応援ブラスバンドのため、弁当を届けた補習組の友子たち。ところが、その弁当を食べた部員が食中毒に。ひとり難を逃れた中村は、次の試合までに即席ブラスバンドを結成しようと試みる。集まったのは、友子たち落ちこぼれが17人。仕方なく、17人で演奏可能なビッグバンドジャズを組み、早速練習を開始した。次第にジャズの楽しみを覚えていくメンバーだが、本番前日、ブラスバンド部員が退院し、ビッグバンドは解散に。気持ちが収まらない友子は、自分たちでビッグバンドを組むことにするが…。

これ舞台が山形なんですね。
最初お弁当を届けに行くときから電車の線路をテクテク歩いてくの見て、
「すげ～なぁ」と思いましたよ。
すごくのどかで景色がいい映画なんだよなぁ。

それとあのなまりはどうなんでしょうね。
けっこうクルというか「イグネ？」「Jazzやるべ」とか使っちゃいそうですが（単純）。

スウィングガールズもそれぞれ「若いね～」という感じで
しかも決して素直な「いい子」ではなく（笑）、
かなり笑わせてもらいました。

楽器を買うためにスーパーでバイト入ったのにメンバーのほとんどが
ブランドものを買ってしまうとか。
食中毒のところも面白かったなぁ。

ガールズの中の唯一の男子（中村=平岡祐太さん）がけっこういいとこの坊ちゃまで
上野樹里さんとも「じゃれてる」って感じで全然色気がないんだよね。
すげ～健全だが（笑）、この映画にはいいのかな。

楽器を吹くにしても最初は音を出すことすら出来ないってことで
地味な筋トレから始まるんだけど。

一つ一つ出来ることが増えていって、
夢中になり、とこういうのってやっぱいいよね。

終盤は思わぬアクシデントからハラハラドキドキ（笑）、
しっかり最後まで楽しませてもらいました。

劇中の演奏はスウィングガールズが実際に演奏したということだけど
練習数ヶ月でここまで出来るんですね～。
けっこうちゃんと聴けたんじゃないかな。
『グレン・ミラー物語』の「ムーンナイト・セレナーデ」、ベニー・グッドマンの「シング・シング・シング」など誰もが聞いたことあるスウィング・ジャズの名曲がたっぷりと楽しめます。

終わったあと、自然と足が軽くなってた。
いい映画でした。

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