斎藤 孝 / 原稿用紙10枚を書く力
Book原稿用紙10枚を書く力 斎藤 孝 大和書房 |
短い文なら思いつきでパッと書くこともできる。
だが、少し長い文を人にきちんと伝わる形で書くためには
そのための「トレーニング」もしたほうがいい。
その文章で何を伝えたいのか。
文章の構成をまずプランニング。構成してみる。
それに合わせてその肉付けとなる材料を取材し、
メモをとっていく。
キーワード、キーコンセプトを使い、メモを実際にどう配置するか、
組み込んでやってみる。
この際「三題噺(はなし)」を意識して一見無関係なエピソードを1本の芯にまとめるという作業をしてみよう。
著者は「量が質を生み、その質がさらなる量を生む」
ということを繰り返し説いている。
まずやってみなさい、ということだ。
量をこなしてまず一定の量を「できる」ようになること。
それから今できていない部分の補正をしていくことで
長い文章も書けるようになっていく、ということらしい。
僕もこのあたりから始めたいな、と刺激を受けました。
(読了日 2004/12/7)
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