ロング・エンゲージメント
劇場鑑賞「アメリ」でその名をとどろかせたジャン=ピエール・ジュネ監督とオドレイ・トトゥが再びタッグを組んだミステリアスなラブ・ロマンス。
これは意外にもかなり辛口、ハードな作品でもありました。
ロング・エンゲージメント (2004年 / フランス)
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監督 : ジャン=ピエール・ジュネ
出演 :
オドレイ・トトゥ
ギャスパー・ウリエル
ドミニク・ピノン
クロヴィス・コルニヤック
ドニ・ラヴァン
ティッキー・オルガド
マリオン・コティヤール
(あらすじ goo映画 )
第一次世界大戦。戦場を抜け出すため自らの手を撃った5人のフランス兵が、死刑を宣告された。終戦後、5人の中の1人、マネクの婚約者だったマチルドは、戦場で彼を見たという元伍長の話を聞く。マネクは生きている…そんな直感を頼りに、私立探偵のピールを雇い捜索を続けるマチルドだが、様々な人の証言をたどり続けても、依然マネクの行方はつかめない。そんな頃、マチルドの元に決定的な証言が飛び込んできた。
フランスのミステリー作家、セバスチャン・ジャプリゾの小説、「長い日曜日」の映画化だという。
マネク(ギャスパー・ウリエル)との淡い恋をいつまでも思い続けるマチルド(オドレイ・トトゥ)。ここで終わっていたら「アメリ」でのあの不思議ちゃんとなんら変わらない。
ただこのドラマの舞台は戦場。
凄惨な戦闘シーンの迫力は抜群だし、
マチルドが希望を捨てず、恋人の行方を「自力で」
探し出そうとするプロセスはなんともパワフルだ。
後半のミステリアスな展開もよかったし、なかなか面白かったです。
ジャン=ピエール・ジュネらしいユニークな映像センス、それに
ハードな中にもしゃれ心を忘れないテイストはさすがですね。
長い日曜日 | |
セバスチアン・ジャプリゾ 田部 武光
おすすめ平均 |
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ロング・エンゲージメント
激しい空爆と爆破シーンが生々しく臨場感たっぷり・・・一瞬、聴覚を失ったような感覚に陥り、観客は塹壕の中に隠れている兵士のように凍りついた。
戦争の悲惨さ、…
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試写会「ロング・エンゲージメント」
試写会「ロング・エンゲージメント」開映18:30@ヤクルトホール
「ロング・エンゲージメント」2004年 フランス
配給=ワーナー・ブラザース映画
監督=ジャ…トラックバック by こまったちゃんのきまぐれ感想記 — 2005/3/31 木曜日 @ 1:10
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19-ロング・エンゲージメント
偶然にも今日は2本ともおフランスの映画っす。
というわけで、2本目は「ロング・エンゲージメント」を見てきた。ストーリーは戦死を知らされた婚約者が生きていると直感で感じたマチルダは小さな手がかりを元に親の遺産を使って探偵を雇い、真実を求めて調査していく。
まあ、ざっというとこんな感じなんだけど、最初思ってたよりもかなり戦争のシーンがしっかり入っていて、戦争シーンの苦手な私には結構キツかった。
最初に�… -
■ロング・エンゲージメント
第一次世界大戦。戦場を抜け出すため自らの手を撃った5人のフランス兵が、死刑を宣告された。終戦後、5人の中の1人、マネク(ギャスパー・ウリエル)の婚約者だったマチルド(オドレイ・トトゥ)は、戦場で彼を見たという元伍長の話を聞く。マネクは生きている…そん…..
トラックバック by ルーピーQの活動日記 — 2005/8/17 水曜日 @ 23:31
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ロング・エンゲージメント
『アメリ』のジャン・ピエール・ジュネ監督と
オドレイ・トトゥが再び組んだ、重厚で純粋な愛の物語。
第一次世界大戦で兵士となり、行方不明となった
恋人マネクを、自らの直感を頼りに探し求める女性
マチルドの姿が描かれる。
原作はフランスの著名なミステ……トラックバック by 生きてるだけで儲けもの☆ — 2005/8/25 木曜日 @ 11:06
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