1日に「交渉人 真下正義」を観てきました。
映画の日だったけど公開からだいぶ経っていることもあり、
一応座れました。

*最初に書いた感想がちょっと雑すぎたので訂正しました。(6/4)

交渉人 真下正義 (2005年 / 日本)

mashita.jpg

写真クリックで公式サイトへ

監督 :本広克行
原案 :君塚良一
脚本 :十川誠志
音楽 :松本晃彦
出演 :
ユースケ・サンタマリア
寺島進
小泉孝太郎
高杉亘
松重豊
甲本雅裕
遠山俊也
柳葉敏郎
水野美紀

(あらすじ goo映画 )
2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた…。あれから1年…。2004年12月24日、雪乃とクリスマス・イブのデートの約束をしていた警視庁交渉課準備室課長の真下は、その日の午後、突然、室井管理官から呼び出しを受ける。警視庁史上、最悪の緊急事態が発生。東京の地下鉄の最新鋭実験車両(通称:クモ)1両が何者かに乗っ取られたのだ!

「踊る大捜査線」のスピンオフ作品。
とはいっても湾岸書も青島(織田裕二)も出てこない。
でもそこかしこに「踊る」のテイストは
しっかり残っていてそのあたり安心して楽しめる。

どうしても時期的にJR西日本のあの事故を思い出してしまうのはかなり痛いところだ。
ほんとあっちゃいけない事故が現実におきてしまった。

ただこの
1分1秒を争う地下鉄にもし「コントロールされてない」車両がまぎれこんだらというアイデア自体はほんとに面白いと思う。

クリスマスを舞台に持ってきたのは季節はずれでかなり違うかなぁ、と思うけど。

今回真下は地下鉄の管制室に警視庁交渉課準備室(「永遠に準備室じゃない」とか「これで解散か」などの自虐の声もでているけど)のチームを率いて出張る。

でも管制室の「ニコリとも笑わない」総合指令長の國村隼に
「邪魔だからそこに立ってろ」と
言われスゴスゴと引き下がるところなど
やっぱり「真下」のまんまなんだよね(苦笑)。

彼のやっていた「交渉」は本格的な「ネゴシエイト」とは
ほど遠いものだけど、犯人との「距離感」というか
「自分もオタクだし、もしかしたら『あっち側』に行ってしまうかも
しれない」
って部分では違う楽しみ方はできたかな。

地下で犯人とやりとりする真下に対して、
今回地上で動き回る新キャラが木島警視(寺島進)。
パッと見ヤクザにしか見えないんだけど(笑)、
この人がとても良かった。
「勘だよ、勘」と直感で動いて
それが真下らの「データ、オタク」的な部分と
うまくかみあったときに事件が展開する。
青島や和久さんのいない「踊る」に新しい要素を加えてくれたんじゃないかな。

他にも國村隼もとてもよかったし(コワモテで「ニコリとも笑わない」彼がクリスマスの約束をしてる人が「お母さん」だったのは最高!)、、臨時のダイヤを書く「線引き屋」 金田龍之介などとっても渋かったです。

アリ to キリギリスの石井正則が地下鉄の広報マン、西村雅彦がオーケストラの指揮者として出てきて、なかなかオイシイところをもっていった。

対して「踊る」のメンバーはあんまり出てこなくて(笑)。
細かく見ないとね。

雪乃(水野美紀)は真下とのデートを「待っている」ってことで本筋にはあまりからまないしなぁ。
あぁ彼女と真下の関係に今回でようやく結論が出ますよ。

小泉孝太郎は相変わらず真下の下にいますが地味だなぁ。
室井さんは事件の途中で呼び出されちゃうし。これは次回作「容疑者  室井慎次」へのひきなんでしょうね。

事前に「エンドロールで立たないほうがいいよ」と聞いていたので
そのあとのスリーアミーゴス登場は見逃さなかったです(苦笑)。

あとSATが今回も登場するなど細かくマニアックに楽しめるんですが、
そのあたりはトラックバックいただいた下記サイトなどに詳しいのでそちらをご覧ください。

&財興団 コラム八方ビジョン

地下鉄の各路線の名称はさすがにマズイのか変えてあるけど、東京住んでれば「あぁあれね」とすぐわかります。
木島警視がまわる都内各所のロケ地もいい味出してます。

ここまでが「踊る」ファンとしての感想。

お話、設定自体はつっこみどころ満載で。

ちょっと気がついただけでも

・実験車両が盗まれたら、その段階でもっと大騒ぎになってるんじゃ。
・○○駅で「地下○階から○階には通じてないはず、公開されてない路線があるんでは」というのは無理。
そこまで(高度が)違ってたらそもそも接続できない。
・あそこまで大騒ぎになって事故が想定されるなら、
いくら乗客が多くてもその段階で電車を止めていると思う。

犯人も最後までウヤムヤだし、
そのあたりは次回作「容疑者  室井慎次」を観てください、
ってことなのかもしれないけど。

サスペンス作品として単体で観ると×。
まぁ「踊る」をサスペンスとして観てはいけないのかもしれないけどね。

正直なところ、この話が「踊る」のシリーズである必要性って感じない。
でも「踊る」でないとこの水準(「単純に楽しめる」ってことね。語弊があるかもしれないけど)の作品が邦画では出せないかもなぁ、ってところがけっこう歯がゆいし、残念ところでもありますね。

とりあえず8月27日公開の「容疑者  室井慎次」を観ますか(笑)。







関連記事(試験運用中)

  • No related posts




  • コメント/トラックバック:16 個 »

    トラックバックURL: http://blackpepper.oops.jp/wp/archives/1290/trackback

    トラックバック & ピンバック

    1. 『交渉人 真下正義』

       事件は、「台場連続殺人事件」の1時間後から始まった!?

      ■監督 本広克行
      ■原案 君塚良一
      ■脚本 十川誠志
      ■キャスト ユースケ・サンタマリア、寺島進、小泉孝太郎、高杉亘、松重豊、甲本雅裕、遠山俊也、柳葉敏郎、水野美紀、國村隼、石井正則、西村雅彦、金田龍之介

       2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。 その事件直後、真下正義警視は、湾岸署の前で、報道陣�…

      トラックバック by 京の昼寝〜♪ — 2005/6/2 木曜日 @ 12:16

    2. 交渉人 真下正義

      作品:交渉人 真下正義
      監督:本広克行
      主演:ユースケ・サンタマリア、寺島進、小泉孝太郎、柳葉敏郎、水野美紀、石井正則、國村隼、八千草薫、西村雅彦、金田龍之介
      公開:2005年 日本
      映画館
      交渉人 真下正義
      TOKYO SUBWAY PANIC!
      MONSTER TRAIN KUMO E4−600
      「真下警視、一緒に地下鉄走らせようよ」
      どこを探しても、もう和久さんは出てこない・・・。
      あ、いた!!和久さんの盆栽だ!!!
      続きはネタバレ

      トラックバック by のんびりぐ〜 — 2005/6/3 金曜日 @ 9:48

    3. 交渉人 真下正義

       これぞまさしくスピンオフ!真下正義は国内スピンオフ映画の代表選手になるかの勢いだが、かつての代表選手、『警部補・古畑任三郎』のスピンオフ『巡査・今泉慎太郎』が静かに自己主張していた。

       劇場版の『踊る大捜査線』に比べると、かなり映画らしい作りになっていたように思う。通称「クモ」というフリーゲージトレインと蜘蛛の巣状に広がる地下鉄路線図の対比も面白いし、70年代の映画タイトルがどんどん出てきて映画ファンを魅了…

      トラックバック by ネタバレ映画館 — 2005/6/3 金曜日 @ 20:00

    4. コラム八方ビジョン(19)〜交渉人・真下正義〜

      「交渉人・真下正義」をマニアックに分析。一度見た人でも楽しめます!!

      トラックバック by &財興団 — 2005/6/3 金曜日 @ 21:06

    5. また見てき真下

      っつーわけで、どこにでも使われているのであろう表記をしつつ・・・2度目、交渉人真下正義を見てきました。===以下ネタバレ含みます===前回と違って今回は声を出して笑う人が多かったかなぁ。なかなかウケてたように思います。西村さんが出てきただけで、会場に笑いが・・・パンチ…

      トラックバック by §相棒馬鹿 — 2005/6/4 土曜日 @ 0:15

    6. 映画「交渉人 真下正義」

      試写会「交渉人 真下正義」開映21:05@錦糸町シネマ8楽天地

      「交渉人 真下正義」2004年 日本
      配給:東宝
      製作:亀山千広
      監督:本広克行
      原案:君塚良一
      脚本:十川誠志
      音楽:松本晃彦
      プロデューサー:臼井裕詞、堀部徹、安藤親広
      アソシエイトプロデューサー:小出真佐樹
      ラインプロデューサー:石田和義、村上公一、古郡真也、羽田文彦
      撮影:佐光朗
      照明:加瀬弘行
      録音:芦原…

      トラックバック by こまったちゃんのきまぐれ感想記 — 2005/6/4 土曜日 @ 19:00

    7. ♪♪「交渉人 真下正義」観て来ました♪♪

      東京テアトルの優待を使って「交渉人 真下正義」を観て来ました。
      7月末までのポイントの残数が9ポイント
      9作品観ることが出来るのですが生活圏内に劇場が無くなかなか消化出来ません。
      2ポイントは子供と夏のポケモンの映画を観るのに取っておいても残り7
      観れるかなぁ
      今日早起きで出来たら2作品観れたのですけどね(爆)
      そうそう「容疑者 室井慎次」の予告やってましたよ〜
      夏の公開ですね。こちらも楽しみです。

      ネタバレあ…

      トラックバック by ★★かずくんままのマネー&映画日記 名古屋ポケパーク行ってきました★★ — 2005/6/4 土曜日 @ 19:21

    8. 交渉人 真下正義

      2003年11月24日、レインボーブリッジを封鎖して解決した「台場連続殺人事件」。 その事件直後、真下正義(ましたまさよし)警視は、湾岸署の前で、報道陣に取り囲まれ、警視庁初の交渉人(ネゴシエイター)として、事件解決の経過を説明していた・・・。 あれから1年・・・。  20…

      トラックバック by impression — 2005/7/1 金曜日 @ 2:53

    9. 交渉人 真下正義 今年の245本目

      交渉人 真下正義
      えと、「踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ! 」の直後?の映像から始まるんだケド、時間的には「逃亡者 木島丈一郎 」のエンドからです。
      「踊る」シリーズは、おもしろいし、好きではあるんだケド、そんなに熱狂的ファン、とい……

      トラックバック by 猫姫じゃ — 2005/12/25 日曜日 @ 3:43

    10. 交渉人 真下正義

      DVDで、出演:ユースケ・サンタマリア/寺島 進/小泉孝太郎/柳葉敏郎/水野美紀/西村雅彦/石井正則/國村 隼/八千草 薫/原案:君塚良一/脚本:十川誠志/監督:本広克行/作品『交渉人 真下正義』を観ました。

      ●ストーリー
      “台場連続殺人事件”から1年後の2004年12月24日クリスマス・イヴ。
      警視庁交渉課準備室課長の真下正義(ユースケ・サンタマリア)は恋人の雪乃(水野美紀)とデートの約束をしていた。

      その日の午後、東京地下鉄の最新鋭車両(通称:クモ)が何者かに乗っ取られ、クリ…..

      トラックバック by Rohi-ta_site.com — 2006/1/7 土曜日 @ 19:02

    11. 『交渉人 真下正義』

      面白かった!
      『ミュンヘン』や『美しき野獣』が、「具体的ストーリーの陰で、抽象的理念にもとづくストーリーが影法師のように別個に展開する、深みのある映画」だとすれば、
      『交渉人 真下正義』は、「具体的ストーリーだけで成り立っている純粋な娯楽作品」
      観終わっ…….

      トラックバック by ストーリーの潤い(うるおい) — 2006/2/19 日曜日 @ 5:28


    コメント

    1. TBありがとうございます。
      日本映画もだんだん面白い物が増えてきたとおもいます。
      Black Pepperさんの言うとおり、今回は踊るシリーズという関連で人気があったかもしれませんが、次は交渉人2で、またいい映画を作ってくれればと思います。

      コメント by ぐ~ — 2005/6/3 金曜日 @ 9:52

    2. >ぐ~さん

      どうもありがとうございます。
      そうですか~。僕日本映画マジで疎いんですよね。

      オススメのがあったらまた教えてくださいね。
      「交渉人2」じゃなくて今度は室井さんが容疑者になるらしいですよ(笑)。

      コメント by Black Pepper — 2005/6/3 金曜日 @ 19:09

    3. 最初に書いた感想が雑すぎて、自分で読んでも
      「なにが言いたいんだかわかんない」って状態だったため
      修正しました。

      改めてコメント、TBいただければと思います。
      よろしくお願いします。

      コメント by Black Pepper — 2005/6/4 土曜日 @ 15:56

    4. ご紹介有難うございました。
      これからも宜しくお願いします。
      今後、「脇線」の謎にも迫っていきたいと思いますのでご期待ください!

      コメント by &財 — 2005/6/5 日曜日 @ 11:55

    5. >&財さん

      どうも紹介させていただきましてありがとうございました。
      「踊る」ファンの協力で作られた素晴らしいデータベースですね。

      「脇線」への考察も楽しみにしてますよ~。
      今後ともよろしくお願いします。

      コメント by Black Pepper — 2005/6/5 日曜日 @ 16:32

    コメントをどうぞ

    コメント、トラックバックは確認後に表示されます。しばらくお待ちくださいね。

    段落や改行は自動挿入です。メールアドレスはサイト上では非表示です。
    使用できる HTML タグ: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>