Black Pepper’s Blog

「バットマン　ビギンズ」観てきました。
かなりノーマークだったんだけど、観た人から評判が良かったので。

で、どーだったかというと。

バットマン　ビギンズ (2005年　/　アメリカ)

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監督：クリストファー・ノーラン
出演：
クリスチャン・ベール
リーアム・ニーソン
モーガン・フリーマン
ゲイリー・オールドマン
渡辺謙

(あらすじ　goo映画　）
ゴッサム・シティの大富豪の御曹司として、幸せな少年時代をおくっていたブルース・ウェインの人生は、目の前で両親が殺されて以来、一変した。悲劇の発端を招いてしまった罪悪感、抑えがたい犯人への復讐心、父から受け継いだ善行への使命。さまざまな葛藤を抱え、ブルースは世界を放浪する旅に出る。ヒマラヤの奥地で“影の同盟”を名乗るデュカードという人物に出会ったブルースは、彼に師事して心身を鍛錬。数年ぶりにゴッサムに戻ると、自らのすべてを賭け、悪と闘うことを決意する。闇の番人、バットマン誕生の瞬間だった…。

僕実は「バットマン」のシリーズって観るの初めてで。
今回の5作目はこれまでになくシリアスなつくりらしい。

バットマンというよりもブルースという主人公がいかに
自分のなかにある葛藤を封じ込んでヒーローとして
生きていくかってところに力が入っていて。

なんだか「スパイダーマン」もこんな感じだったけど。
アメコミって意外に屈折したヒーローって多いのね。

そのドラマ部分はモーガン・フリーマン、リーアム・ニーソン、ゲイリー・オールドマンとそうそうたるキャストをそろえたこともあり、見ごたえがあり、大人の鑑賞にも耐えうる。
逆に子供には受けるのかなとか考えちゃったけどね。

それとクリスチャン・ベールってあんまかっこよくないんだよね。
それが「フツーの人」っぽくていいのかもしれないけどさ。

バットマン、すごいはずなんだけど、
あんな暗い洞窟に秘密基地作ってるとか
コウモリと一緒に登場ってのもね（笑）。
微妙に印象よくない。

あとレイチェル（ケイティ・ホームズ）と幼馴染なんだからさ、
もうちょっと優しい言葉をかけてあげなよ。

と「ヒーローになるのも実はつらいんです。
つーか僕の人生つらいんです」
って感じの前半がわりと長く・・・。

ちょっと眠くなりました（爆）。

後半はバットモービル大活躍＆ド迫力アクション＆VFX満載。
やっぱりこのあたりのテンポのよさ、迫力は映画館向きだね。

ゴッサム・シティの造形美もすごいんだけどね。
でもあの街にあんなにこだわる理由がよくわからないですね（笑）。
孤立した巨大都市ってありえるの？　ヘンじゃない？

ってことで娯楽作に徹しちゃったほうが実は良かったんじゃない（もしくは前半を削るとかね）と感じました。次回作へのひきもあったんで次もこの路線かなぁとは思うけど、うーん微妙。

渡辺謙は出番ちょっとだけでしたね。これからもっといい役が来るといいですね。へんなサムライっぽい役以外で（笑）。

みなさんはこの映画いかがでしたか？
「バットマン」のシリーズではそれじゃこれがオススメとかよかったら教えてください。

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