Black Pepper’s Blog

27日は台風一過で暑い1日でした。

あまりにも暑いので（笑）、映画館行って涼んできました。

「パールハーバー」「アルマゲドン」のマイケル・ベイのSF大作「アイランド」です。

アイランド (2005年　/　アメリカ）

写真クリックで公式サイトへ

監督：マイケル・ベイ
出演：
スカーレット・ヨハンソン
ユアン・マクレガー
ジャイモン・フンスー
スティーブ・ブシェミ
マイケル・クラーク・ダンカン
ショーン・ビーン
他

(あらすじ　goo映画　）
大気汚染から守られた清潔な都市空間。そこで暮らす人々が抱く共通の夢は、地上に残された最後の楽園「アイランド」へ行くこと。日々行われる抽選にみな一喜一憂している。しかし、リンカーンが知ってしまった真実は、そんな夢どころか、自らの根底さえも覆すものだった。自分たちは臓器を提供するためだけに生かされている。“クローン”であり、「アイランド行き」の名の下に葬り去られる運命にあるのだ。リンカーンは、アイランド行きが決まったジョーダンとともに、命がけの逃亡を決意する。

うーん、大画面で観てよかった。
マイケル・ベイって実のところあんまり好きじゃないんだけど、
（あの大仰なところとか、むやみに破壊的なところが）
これはすごくよかった。

すごく理屈っぽいSFになりそうな題材なのに、
彼の味である「爆発、炎上」のアクションで
軽くも観られる作品になってるのが○。

この映画で出てくる「クローン技術」はこんな感じ。

臓器移植用にとお金持ちの顧客向けに
その顧客のDNAからまったく同じ姿、体質をもつ「クローン」を作り出す。

「クローン」の存在は外界からふせられ、「クローン」本人にも
外界に対する知識は最小限しか与えられない。

「アイランド」という場所にいくことが彼らの人生の目的。

「そこしか知らない」「過去のない」彼らは
子供並の知能しか持たない。
恋愛感情も抑制されてるしね。

リンカーン（ユアン・マクレガー）はそんな中から「真実」を知り、
「生きたい」という希望を持ち始める。

「生命を造りだせる」
今の技術だといずれこういう話が出てきても不思議はないぐらいだけど。

そこにはやっぱり「人間らしい」配慮が必要なんじゃないかな。
古くて新しい課題。
彼らの「造物主」クローンの管理者メリックをショーン・ビーンが演じててこれがなかなかイッチャってて素敵。

スカーレット・ヨハンソンがバリバリにアクションしててこれはイメージ変わったかな。
ユアン・マクレガーはオビ＝ワン・ケノービ（SW）よりも格段に若くて（笑）。
まぁ本来彼はこんなものだよね。

クセモノ、スティーブ・ブシェミもいかにもな役で出てきます。

あんまり期待しないで行くといいかもしれません。
この夏の意外な拾いもの。

コメント/トラックバック：42 個 »

トラックバックURL： http://blackpepper.oops.jp/wp/archives/1362/trackback