香港旅日記⑦ / マカオ行きの船着場。デジカメ、雨に負ける。
旅行香港旅行3日目。自由行動。
MTR荃灣線(ツェンワン・ライン)で深水埗から尖沙咀へ。
ここでもう1度尖沙咀の地図を。
画像をクリックするとFlickrサイトで詳細が出ます。
ワールドシティガイドの香港、尖沙咀(チムシャツォイ)Mapをお借りしています。
MTR尖沙咀A1出口からでるとすぐにワトソンズでこのまま海防道(ハイフォン・ロード)を西に行けば廣東道(カントン・ロード)に出られる。
お昼代わりにカントン・ロードの糖朝というお店でマンゴープリンを食べようと思った。
普通に行っても面白くないので
九龍公園を通っていける(と地図上は見えた)ので行ってみることに。
九龍公園は香港最大の公園。
この日は雨なんで散歩する人もまばら。
やたらと「功夫」というポスターがあったが公園内に
功夫閣というカンフーの施設があるようだ。
公園の西側からちょうどカントン・ロードの上を通る陸橋が。
カントン・ロードのファッションビルはガラス張りであったり、どれも美しい。
ただこのあたりからデジカメのレンズに雨粒がついてしまったようで
写真があまりきれいに撮れていません。
詳しくはFlickrサイトのほうをご覧ください。
陸橋を超えると、大きな建物の横の遊歩道に。
建物に入れるところまで来たので見てみると
ロイヤル・パシフィックというホテルだった(地図をご参照ください)。
困ったなと思ったけど、雨が強く、できれば建物の中の方がいいかと思ったので階段で下りられるスペースから中に入る。
降りたところで扉を開けると、、、
かなり広いスペース。
マカオ行きの船の発着の手続きをする場所らしい。
飛行場のように発着ゲートと到着ゲートが分かれているようだ。
大きな荷物を持った人たちが列を作っている。
かなり場違いなところに迷い込んだなぁと思い、
元のところに戻る。
ロイヤル・パシフィックの構内をしばらく通り(すみません!)
また外へ。
どうやら港に出てしまったらしい。
港の見える屋外スペースだ。
ここからはマカオや中国本土も見え、晴れていればすばらしい景色だろう。
おそらく中国本土。ガラス張りの巨大ビルがとてもサイバーな印象だった。手前に見えるのは屋外スペースの池にあったイルカの像。
だがこの日の雨は半端なかったし、
海からのとビル風で大変な状態に(笑)。
完全に折りたたみの傘の芯が折れてしまった。
さてとにかくカントン・ロードに戻ろうとルートを探す。
表を掃除していたおばさんにカタコトの英語で聞いたがどうも通じてない様子。広東語とみぶりで「あっちだ」と説明してくれたが
(余談ですがこの人はズブ濡れの僕を見て爆笑してました。こっちも笑い返したけど)、
その方向に行ってみても通用口のようなところがあるだけ。
どうもこのおばさん、自分が普段使ってるところを教えてくれただけのような気がしてしかたない(苦笑)。
しょうがないので近くの建物にたっていた2人組の警備員に「出口は? カントンロードは?」と聞いてみる。
奥のちょっとわかりにくいところにエスカレーターがあってそこから建物に入れた。
ここは中港城(China Hong Kong City)という政府の建物らしい。
やたらと警備が厳重だったが特におとがめもなく表通りに出られる。
長かった~。
結局1時間近くさまよっていました(笑)。
さきほどの陸橋を下から見て感慨にふける。
かなりバカなことをしたなぁと思ったけど、
港なんて普通見れないし、とポジティブにとらえました。
ただこのあたりでデジカメの調子が悪くなり、かなりあせった。
電源ボタンを押してもしばらくすると反応しなくなるという状態に。
どうしようかなとは思ったけど、
お腹もすいていたし、身体をあっためようと
カントン・ロード沿いの「糖朝」というデザート・レストランに。
ここは数年前から日本人に人気の「マンゴープリン」の名店で。
2日目に場所を教えてもらったこともあり、行ってみました。
メニューは豊富だったけどやはりここは「マンゴープリン」を注文。
デジカメが使えないので携帯で撮影。
「糖朝」は青山、 日本橋、玉川、六本木などにも出店しており、非常に有名です。
ご自慢のマンゴープリンはたっぷりとのっていてのどごしもツルツルしていてすごくおいしかったです。
18HK$にサービス料1.8HK$で19.8HK$。
カントンロードを南下し、GATEWAY、ハーバーシティといった
ショッピング・センターを少しのぞく。
さすがにブランド・ショップばかりなんで値段が他とは
ケタ違いだなぁ。
ただ清潔な店内はとても気持ちがよく、ひとごこちつく。
さらに南下してスターハウスに。
前日に待ち合わせに使った場所。
入ってみると1Fは旅行代理店やオモチャ屋、バッグの店など。
2Fは大型の電気店。
3Fの大型書店に少し寄ってみる。
日本のファッション雑誌が当月のが並んでいた。
他にも文芸や学術書などズラリと並ぶ。
英語の洋書も多くてクリントンの自伝や新しいローマ法王の著書など関心の高さがうかがわれる。
あと文房具のキャラクターグッズが置いてあったけど
ここのはフェイクではなくてオフィシャルのものでした。
スターフェリー乗り場前のバス・ターミナルへ。
KMBの受付でホテル行きのを聞いたら5番だという。
5番のバス乗り場で待つ。
後ろに並んでいたメガネをかけた長身の若い男性が僕のことが気になったようで
(ズブ濡れで壊れた傘と格闘し、脇に「地球の歩き方」を抱えていた(笑))
「Japanese?」と声をかけてくる。
バス乗り場のポールの上に電光掲示板があるのを示し、
「これが次のバスの出発時間だよ」と教えてくれる。
彼はバスに乗ってからも親切だった。
・料金は前払いであること
・日本のバスと同じように壁にある押しボタンを押すと次の停留所で止まってくれること(ただしこのボタンは2階の方では見つからなかった)も教えてくれたし。
リーガル・オリエンタル・ホテルはそのままの名前の停留所があるんだけど
英語名から「富豪東方酒店」であることを割り出してくれて
(「地球の歩き方」にはそこまでは載っていなかった)
「この停留所の次で降りればいいから」ということまで教えてくれた。
彼自身は尖沙咀から20分ほどのところで降りるという。
いったん2階に行き、景色を楽しんだが、前述のように
停車のボタンが見つからなかったので1階に戻る。
彼は座っていたのをわざわざ立ってこの異国人の相手をしてくれる。
「ここで降りれば大丈夫だから」と念を押して降りていった。
結局名前も聞かなかった。
ホテルの部屋に戻る。
15:30ぐらいだ。
シャワーを浴びて身体をあたためてから夕飯に出かけようと思う。
お土産をどうしようかという話から最終的にガイドの張さんに頼むことになったのだが、ツアーで一緒になったNさんという女性とその話を進めているうちに
とにかく旺角(モンコック)に出かけようということになった。
僕の方は、そのあと廟街(ミャウガイ)に行くつもり。
デジカメはとりあえず充電してみるが、あいかわらず反応がない。
マジで壊れたのかと心配になってしまった。
ホテルでテレビを見ながら僕も暖をとる。
これが香港最後の晩だ。
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