香港旅行3日目。
ここからしばらくデジカメ不調のため写真がありません。

17時ごろにNさんと待ち合わせて
朝と同じようにホテル近くからの旺角(モンコック)行きのミニバスに乗る。

今回の運転手さんはすごく乱暴だった。
カーブでも前の車のギリギリまで寄せてあおるし、
急制動も多くてやたらと揺れる。

これはハズレかなぁと思ったが、終点の旺角では
「お前らあと」という態度で
地元の人を先に通し、小銭だのの計算もトロイこちらは最後に。
広東語で軽口を言っていたようだけど、
気は荒くて力持ちタイプか。

旺角ではMTRの駅から直結しているというランガム・プレイスという新しいショッピング・モールに行くことに。

旺角駅のC2出口とB2フロアが直結しています。
ぬれなくてすむのはいいですね。

All Aboutの紹介記事

ここは六本木ヒルズを手がけた日系アメリカ人がデザインしたということ。
室内では香港一長いというエスカレーター。
1Fから13Fまでがガラス張りの吹き抜けのアトリウムになっていて、
かなりおしゃれなつくり。

夕方ということもあり人出も多かったです。

長いエスカレーターを4Fまでのぼる。
4Fはレストラン・フロアでファーストフードやカフェ、スイーツの店、お寿司屋(笑)、などいろいろ選べる。

中華のファーストフードのお店にしてみました。
ここはメニューには英語も併記されているんだけど、
店員さんで英語がわかる人が意外に少なくて
メニューを伝えるのにすごく苦労を(笑)。

僕の方はフライド・チキンなどの鶏肉の中華風フライセットを。35HK$。

席が2つ開いていたのでテーブルにトレイを置いて席取り。
そこに地元のおばさんがその様子を見ないで
自分のバッグをいすの方にポーンと投げ出す。

「こりゃ~マズイな」とトラブることを予想したけど
ほかに席も見当たらないし、こちらは悪くないので覚悟を決める。
近くにいた店員にカタコト英語と身振りで
「見てたでしょ。こちらが先に席についてたんだからね」
と一言言っておく。

すぐにおばさんがトレイを持ってやってくる。
僕らの様子を見ると激怒して
「私の席だ」というようなこと(想像です(笑))を広東語でどなりまくる。
こちらも「こちらの方が先にいました」ということを身振りで伝えるが
(基本的に何言われても「No」と返してただけだけど(笑)、
当然通じるはずもなくおばさんますますヒートアップ。

1分ぐらい怒鳴りまくっていたら、
今度は店員にクレームをつけはじめ、別の近くの席に案内されていった。
その席に移ってからもこちらの方を見ては大きな声で騒いでいるし。
よっぽど腹にすえかねたのだろう。
5分ぐらい騒ぎ続けていましたが、見ないようにしていたら
いなくなっていました。

あぁ~、オシの強い人に当たるなぁ(笑)。
こっちが言葉わからないから、周りの人が向こうの味方になっちゃうと
こわいな~と思ってたんですが、特にそういうこともなく一安心。

中華風のフライの方はサッパリしていてなかなかおいしかったです。

食事を終え、旺角の駅でMTRの使い方を一通り説明して、Nさんとはここでお別れ。

荃灣線(ツェンワン・ライン)で佐敦(ジョーダン)へ。
朝と同じようにA出口から佐敦道(ジョーダン・ロード)を西に。
吉野家の1つ向こうから廟街(ミャウガイ)に入る。

やはりというか雨のためか、屋外の屋台はほとんどやっていない。
定食屋さんは朝のときよりも開いていて人も入ってるけど。

何回か怪しいお姉さんに声をかけられたけど、ついていきませんでしたよ(笑)。

なんか拍子抜け。
ガイドブックでは廟街は南北大きく3つのブロックに分かれていて
①南京街から甘粛街まで
衣類、アクセサリー、雑貨、バッグなど。
②天后廟付近
占い各種、骨董屋などが多い。
③てん坊街から文明里まで
食べ物屋台、路上食堂多い。
となっています。
これが普段の姿なんでしょう(2005年8月現在)。

天后廟というのはちょうど中間地点にある小公園内のお寺で

廟街で

朝撮った写真ではこんな感じ。
廟街というのは英語読み「Temple Street」なんですが、
このあたりが由来なのかもしれません。
手前にあるマージャン屋、夜は煌々と輝いて(笑)、開店していました。

このあたり日本人相手の客引きも多いので
条件と相手をよく見て交渉してみましょうね。

僕もいい加減足が痛くなってきていたので
マッサージにはこころひかれたけど(笑)。

そうそう廟街から1歩奥にはいるとまたいろいろありそうです。
薄暗いし、怪しいけどね(笑)。そういうの好きな人なら。

文明里の近くまで来てようやく2,3の屋台が。
なんとタバコ屋でした。
みたところKENTやMalboroなどのごく普通の外国タバコでしたが。
屋台で売る意味あるんだろうか。

それから雨にもかかわらず、野菜やフルーツを売っている屋台がありましたが、
衛生面を考えるとやめたほうが無難ですね。
まぁ日本人であれに手を出す人はいないとは思いますが。

なんて感じで廟街の北のはずれまで来てしまって。
せっかく来たのにこれじゃあんまりだなぁ、と
屋台ではないけれどやっていた中国菓子のお店で
つぶ餡入りの団子(2.5HK$)を。
あったかくておいしかった。

廟街を抜けてネイザン・ロード側に戻る。

油麻地(ヤウマティ)駅もすぐ近くだし、このあたりの雰囲気をもう少し味わおうと
ネイザン・ロードを南下。
夜のネオンがまぶしいです。

街中の本屋さんに入ってみる。
入り口の近くに「蛤利波打」の特設コーナーが。
これ「ハリー・ポッター」のことです。

中国語版は5巻まで出ていて、英語版第6巻も並んでました。

ここに中国語版の情報が。表紙がけっこう面白いですよね。

亜東書店

スターハウスの大型書店でもそうだったんだけど
中学校の教科書が大々的に宣伝されてました。
新学期(香港は9月から7月までが学年度)にそなえ、売り込みどきなんでしょうか。

さて奥の語学のコーナーに。
香港の人はホワイトカラーや公職についている人だと広東語、英語はまず話せるし、
「もう1ヶ国語」話せる人が多い。

まず英語の本。

「Hello イ尓好」
教科書的な本。83HK$。

CDブックが36HK$。

「高中必備英片語」
103HK$。これ英単語の暗記用の本です(笑)。
イラスト入りで1単語ずつ丁寧に説明。実用的そうです。

それから普通話(フートンファ、北京語のこと)。
これはほとんどがCDブック。
北京語と広東語は「別の言葉だ」なんて言われることも
ありますが、これを見る限り音の違いの方が大きいのかなぁ。
でもやっぱ勉強してるんですね。

それから日本語。実はこれも多かったです。次が韓国語。

教科書的な本が83HK$。
それからですね、VCDつきのすごい日本語教材が見つかったんで
思わず買っちゃいました。93HK$。
これはあとで別に紹介しましょう。

大体21:00ぐらいになったので
翌日は朝が早いこともあり、そろそろ切り上げる。

油麻地から觀塘線(クントン・ライン)で九龍塘へ。
この日のタクシー運転手は広東語で歌を歌うなどご機嫌だった。
「今日ひどい雨でしたよね」といってもまだご機嫌で(笑)、
演歌のような歌をうなりつづけていた。

信号待ちでのSTOP&GOは英語で(笑)。

ホテルに戻り、デジカメの様子を見るとなんと直っていた。
これってやっぱり水のせいかな。
ともあれ写真がムダにならなくってうれしかったです(笑)。

なんて感じの3日目でした。
翌朝は飛行機の時間の関係でむちゃくちゃ早いので
さっさと寝る。

 







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