Be Cool
劇場鑑賞気になってた「Be Cool」を観てきました。
エルモア・レナード原作の「ゲット・ショーティ」の続編。
前作でも当たり役チリ・バーマーを演じたジョン・トラボルタが再登場。
さらにユマ・サーマンと「パルプ・フィクション」で見せた
ダンス・シーンを再演する。
ってことでなにかと気になったんで。
Be Cool (2005年 / アメリカ)
写真クリックで公式サイトへ
監督・製作: F・ゲイリー・グレイ
原作 :エルモア・レナード
出演 :
ジョン・トラボルタ
ユマ・サーマン
ヴィンス・ヴォーン
セドリック・ジ・エンタテイナー
アンドレ・ベンジャミン
スティーヴン・タイラー
クリスティーナ・ミリアン
ハーヴェイ・カイテル
ザ・ロック
ジェームズ・ウッズ
ダニー・デヴィート
ほか
(あらすじ goo映画 )
脚本家・小説家として知られるエルモア・レナードのシャープな犯罪小説を映画化し、ヒットを飛ばした『ゲット・ショーティ』の続編。今回も主人公は元高利貸しのチリ・パーマー。映画業界での成功を果たしたチリだが、業界に嫌気がさした彼は、かつての稼業に戻ろうと思い始めていた。そんなとき、インディーズ・レーベルを立ち上げている古くからの友人トミーから、映画業界を描いた企画があると話を持ちかけられる。なんでも、売り出したい歌手がいるのだとか。だが、肝心のトミーはロシアのマフィアに殺されてしまう。しかし彼の言っていた新人リンダのパフォーマンスを見たチリは、その才能に惚れ、彼女をスターにしてみせると決意。早速、リンダのマネージャーに名乗り出るのだが……。
うーん、まぁまぁだったかな。
エルモア・レナードの小説って社会規範から外れた「ワル」が主役でタガの外れた連中が次々ととんでもないことをやってくれるってのがまず面白いところ。
チリ・バーマーはその中でもきわめつけの「ワル」で元々取り立て屋だったのが、「ゲット・ショーティ」では映画プロデューサーに、今作では音楽業界に。
ってわけで「芸能界の裏側には」って感じで
今回も敏腕レコーディング・エンジニアが連れてくるのがギャングスタの連中だったり、次々と「食えない連中」が現れてチリとキッタハッタを演じる。
ただね、このあたりのテンポがもっとよかったらと残念なんだけどね。
非常識なら非常識でもっと徹底してくれたほうが面白かったかなぁ。
ユマ・サーマンはほんと出てくるだけでもゴージャスで。
旧友トミーの未亡人ということだけど、あれだけ色気ムンムンで出てこられたら
そりゃ踊るでしょ、惚れるでしょ。
2人のダンス・シーンは楽しかったなぁ。
ちょっと懐かしかったしね。
今回ホンモノの音楽業界の人が多数出演してるのも話題で。
「大型新人、金の卵」リンダ・ムーアを演じるのは今をときめくR&Bのディーヴァ、
クリスティーナ・ミリアンだし。
そりゃ歌もパフォーマンスも既に完成されてますよね。
あとエアロスミスのスティーヴン・タイラーが本人役で登場。
イーディがかつてエアロスミスの洗濯係をやっていたという設定で
彼女とも親しくてなんかおかしい(笑)。
アウトキャストのアンドレ3000やブラック・アイド・ピアーズなどヒップホップ連中も出てる。
アンドレ3000は落ち着きのないギャングスタって役で笑えました。
プロレスラーのザ・ロックが頭のかなりよくない
俳優志望のボディガード(笑)でけっこうマヌケで好きな役。
あと有名人、セレブがかなりカメオ出演してるらしいので(あんまりわからなかった(汗))、それを探すのも楽しそう。
ハーヴェイ・カイテルやダニー・デヴィートといったおなじみの
面々も登場して安心感はありますね。
それとやっぱサントラ!
Be Cool | |
Original Soundtrack
おすすめ平均 |
アース・ウインド&ファイアの名曲「ファンタジー」から始まり、70年代のソウル、ディスコ・ヒットから最新のヒップホップやR&Bまで多彩な音楽が。
かなりコッテコテで「黒い」セレクトでもあります。
劇中ではクリスティーナ・ミリアンのピアノ弾き語りやエアロスミスとの「Cryin’」での共演なども楽しめる。
全体的に内輪ウケの空気も感じるし、テンポがもっとよければな~
とは思ったけど、まぁ許そう。
好きな世界だし、もっと面白くできたとは思うけどね。
それとタランティーノ&ロドリゲス・コンビってことでは
10/1に「シン・シティ」が控えてますね。
公式サイト(音が流れます)
これもアメコミのダークな世界観でやりたい放題にやってくれるんじゃないかと
期待してるんですけどね。
キャストも超豪華。
ブルース・ウィリスとベニチオ・デル・トロとのからみが観たい。
予告編ではジェシカ・アルバのお色気にも期待が(笑)。
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トラックバック & ピンバック
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『Be Cool』
—-豪華な顔ぶれの映画だね。
主演のジョン・トラボルタにユマ・サーマンが絡むだけでも
『パルプ・フィクション』なのに、ハーベイ・カイテル、
ダニー・デビート、ジェームズ・ウッズといったベテラン、
ザ・ロック、ビンス・ボーンに、スティーブン・タイラーまで出ている。
「うん。実はこれ、『ゲット・ショーティ』の続編なんだ。
あの映画でギャングから映画プロデューサーに転向したチリ・パーマーが、
今… -
★「Be Cool/ビー・クール」
ジョン・トラボルタとユマ・サーマン主演。
友達から「ゲット・ショーティ」(1995)の続編だと教えてもらってた。
前作は超面白かったらしい・・・ので、先に見ておきたかったけど。
あと、ひらりんお好みのN・Kちゃんも出てる・・という裏情報もあり。
今回はチネチッタでやってないので、TOHOシネマズ川崎にて鑑賞。
相変わらず、平日はスキスキで快適だねっ。
2005年製作のエンタメ系クライム・コメディ…トラックバック by ひらりん的映画ブログ — 2005/9/8 木曜日 @ 19:28
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★「Be Cool」観ました
最初のシーンで思わず笑ってしまいました。
だってジョン・トラボルタの台詞が良い
「パート2の出演・・・」
これはある意味今現在のハリウッドへのCOOLな一言。
ただそこから色んなグループとの絡みまでの話がもたついて「U〜ん・・」っと思って辛抱して観ていたら中盤からナカナカ面白い話の展開になって来ました。
笑いは随所に散りばめてはありましたが(私は爆笑とまでは行きませんでしたが)特にロック。あの肉体派のWWE…トラックバック by kuzira☆くじらの読書と映画鑑賞と普通の日々 — 2005/9/8 木曜日 @ 19:57
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「Be Cool ビー・クール」@20世紀FOX試写室
元々は別の会場で見ることになっていたのですが、3回も予定変更をしてやっと今日見てきました。秀君が見たがっていたので、秀君の休みに合わせて数回予定変更。途中でもう連れて行くのを止めようかと思ったくらいの予定変更でした。こんなにコロコロしてまで見に行ったのはこの試写会がはじめてかも…w。ちなみに東郷かおるこさんのトークショーが試写の前にあり色々ネタGET。
{/kaeru_en1/}STORY 日…
トラックバック by 旦那にはひ・み・つ (☆o☆) — 2005/9/8 木曜日 @ 20:10
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Bee Cool★ビークール/ゲットショーティ続編
FOX試写室にて。いや〜この顔ぶれ、ほんとに豪華{/hikari_blue/}{/hikari_blue/}
大好きなユマと、パルプフィクションコンビであるトラボルタ、
ダニーデヴィート。ヴィンスボーンとバーベイカイテルは私的には
別にどーでもいいが、+ゲストに{/atten/}
エアロスミスのスティーブンタイラー{/hearts_red/}
‘95の「ゲットショーティ」の続編。
ゲットショーティは何�…トラックバック by 我想一個人映画美的女人blog — 2005/9/8 木曜日 @ 21:22
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ビー・クール(Be Cool)
イケてる? それとも イカレてる?
ジョン・トラボルタ主演、「ゲット・ショーティ」の続編(?)
映画業界で成功した元取立て屋のチリ・パーマが、こんどは音楽業界へ殴りこみ!…
トラックバック by ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! — 2005/9/8 木曜日 @ 22:26
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Don’t tell me be cool,I’m cool.
ジョン・トラボルタの演技というか映画の中での仕草が大好きです。そんなトラボルタ
トラックバック by keepheadup — 2005/9/9 金曜日 @ 0:27
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BeCool ・・豪華な出演者
それほど話題になってないかも・・・と思いつつ、トラヴォルタとユマ・サーマンだし〜気楽に見てきました。☆BeCool/ビー・クール☆(2005)F・ゲイリー・グレイ監督ジョン・トラヴォルタ・・・・・・・・チリユマ・サーマン・・・・・・・・・・・イーディヴィンス・ヴ……
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映画: Be Cool ビー・クール
邦題:BeCool ビー・クール 原題:BE COOL 監督:F・ゲイリー・グレ
トラックバック by Pocket Warmer — 2005/9/13 火曜日 @ 8:43
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#32:ビー・クール
KAZZのこの映画の評価
またもやショックをうけました全然、クールじゃない
確かに、音楽は流石にアップテンポで中々クールな選曲だったけど。。。これは、10年前の前作『ゲット・ショーティ』の続編に当たる映画です
前作では、金貸しから映画プロデューサー…… -
試写会「BeCool」
試写会「BeCool」開映19:00@イイノホール
「BeCool」 BE COOL 2005年 アメリカ
配給:20世紀FOX
監督:F・ゲイリー・グレイ
製作:ダニー・デヴィート、デヴィッド・ニックセイ、
マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェール、
アンソン・ダウンズ、リンダ・ファヴィラ、
アンディ・ゴス
製作総指揮:F・ゲイリー・グレイ、エ�…トラックバック by こまったちゃんのきまぐれ感想記 — 2005/9/17 土曜日 @ 15:13
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映画を見たで(今年108本目)−Be Cool/ビー・クール−
監督:F・ゲイリー・グレイ
出演:ジョン・トラボルタ、ユマ・サーマン、エルモア・レナード、ヴィンス・ヴォーン、ダニー・デヴィート、ハーヴェイ・カイテル、スティーヴン・タイラー、ザ・ロック、クリスティナ・ミリアン評価:90点(100点満点)
……
トラックバック by デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと) — 2005/9/30 金曜日 @ 19:38
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Be Cool
名作、「ゲット・ショーティー」の続編。もちろん、主演は、トラボルタです。
ソード・フィッシュなどにも代表されるように恐らく、「COOL」な演技をさせたら、ハリウッド随一のカッコ良さを誇るトラボルタ。この映画においてもそのかっこよさは抜群です^^。
痛快作…
トラックバック by Mumble ★ 全力疾走KENのつぶやき — 2006/3/10 金曜日 @ 17:00
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そうそう、シン・シティ、楽しみですよね~~。
この「ビー・クール」は、ちょっともったいなかったかな?と思うのは、やっぱり豪華な俳優達の割りに、中途半端だったところかな~~。
もっと、突っ込める役柄の人も多いと思うしね。
ストーリーもテンポよくしたら、面白い映画になるよねと思ってみていました。
でも、いろんな個性的な俳優達を見る事ができてそれはそれで楽しかったかな。
音楽も(詳しくないけど)のれますよね~~。
コメント by ぷちてん — 2005/9/9 金曜日 @ 21:44
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「ビー・クール」、これ観たいなと思ってるんだけど、結局レンタル待ちになりそうです。
なんだかすごく次々ご覧になってますね。
どこでコメントを付けて良いか迷いますよ(笑)
次に「ムーンライト・マイル」は、本当に良かったです。
まず死んだ女の子の両親役の2人が、ツボを突いた演技でさすがだと思いました。
肉親を亡くすのは、人生における悲しみのトップでしょうが、それが逆縁である子供の方が先に死ぬ・・・しかも殺されるわけだから、ショックはいかばかりかと察するに余りあります。
それでも人は生きて行かなくてはならない。
だから残された者が、生きて行けるように、「日にち薬」と言う自然治癒力を、人間に身につけさせてくれたんだと思います。
「日にち薬」が効果を現すまでには、その亡くなった人の死を受け入れる事ができるように、アローアンスの期間を、あの両親にくれたんだと思います。
それが娘の元婚約者です。
嘘をついてしまったのも、彼には娘が死なれた両親の心の穴を、応急処置できるのは、自分だけだと本能で悟ったからだと思います。
やはり肉親に死なれると、その死を受け入れるには、時間が必要です。
そんな事をしみじみ考えさせられました。
コメント by romy♪ — 2005/9/9 金曜日 @ 22:46
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>ぷちてんさん
コメントありがとうございます。
シン・シティはやっぱ楽しみなんですが
「外さないでくれよ~。」という気持ちもあります(笑)。
>この「ビー・クール」は、ちょっともったいなかったかな?と思うのは、やっぱり豪華な俳優達の割りに、中途半端だったところかな~~。
もっと、突っ込める役柄の人も多いと思うしね。
ストーリーもテンポよくしたら、面白い映画になるよねと思ってみていました。
そうですね。
「どこが面白いのか」をもっと洗い出して
2時間に収まるように作ったら、全然違うんじゃないかなとは思いますけどね。
豪華な俳優陣ということはもう企画段階でわかってるんですから
あとは1つ1つの場面のインパクト、構成の練りこみです。
音楽映画としてはなかなかだったでしょ?
エアロスミスがスティーヴン
タイラーもジョー・ペリーもすっとぼけてて
すごくおかしかった。
>romy♪さん
どうも!
たくさんレスをありがとうございました(笑)。
romy♪さんはちゃんと返してくれるから
ちゃんと書かないとな~と思います。
さてまず「ビー・クール」ですが、
観るのに予備知識はいりませんが
「パルプ・フィクション」や「ゲット・ショーティ」を観て
このノリに慣れてからだと格段に面白さが違うと思います。
よかったらよろしく。
それから「ムーンライト・マイル」については
こちらに書いてみたので、そちらでお答えしたいと思います。
http://blackpepper.cocolog-nifty.com/site/2005/09/__4725.html
よろしくお願いします。
コメント by Black Pepper — 2005/9/10 土曜日 @ 11:46