三丁目の夕日 特別編
Book三丁目の夕日 特別編 西岸 良平 小学館 2005-10-28 |
映画がすごくよかったんでイキオイで購入。
「三丁目の夕日」から映画に使われたエピソードを抜き出した特別編。
元が8ページほどの短編のつらなりということでエピソードの順番も映画とは違うし。
キャラクター設定でもかなり違う。
大きいところだけでも
1.見知らぬ子供を育てることになった作家兼駄菓子屋の主人、茶川は原作では初老。
ヒロミにも恋愛感情はなさそう。
2.六子(映画では掘北真希が)は六郎という中学卒の15歳の少年。ただ「鈴木オート」という自動車修理工場に「自転車」の修理ができるというだけで入ってしまったところは一緒。
ほかにも三浦友和のキャラクターは原作のいくつかのキャラクターを複合させてできたものなんだなとか、居酒屋「やまふじ」のおかみはヒロミではなくてほんとにおかみさんなんだなぁ(ヒロミが一時期「やまふじ」でバイトするというエピソードがある)とか。細部はかなり違う。
東京タワーも出てこないし、全体をつらぬく空気感はよりしっとりとした、
絵柄も含めて地味なものだ。
これを読んで逆に脚本もてがけた山崎貴さんをはじめスタッフ、キャストがほんとに原作を大切に映画を作ったんだなぁというのがわかりました。
ちなみにこのマンガ読んだの小学校以来です(笑)。
(読了日 2005/11/9)
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