4101235066 深夜特急〈2〉マレー半島・シンガポール
沢木 耕太郎

新潮社 1994-03
売り上げランキング : 6,314
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools


だいぶ前に第1巻の「香港/マカオ」を読んだけど、通勤中になんか読めるものがほしいなぁということで読むのを再開。
なんかね、うわさだと第3巻以降沢木さんの旅に対するスタンスが若干変わってしまったそうでそのあたり不安材料ですが・・・。まぁ読まないとわからないし。

マカオ、香港の喧騒を抜け、バンコクへ。
そこでも香港であったようにいささかいかがわしい安宿に泊まり、そこの人々としばし交流を。

沢木さんは不思議にそこになじむことができない。
巻の後半で香港、そしてマカオのカジノにのめりこんでいったようなある種の「熱狂」を無意識に求めていて、それがここでは得られなかったことに気づく。

旅のルールを変えるべきかもしれない。
漠然と感じながらシンガポールを目指してマレイ半島を鈍行列車で南下する。

曲がりくねった旅路。
こういった旅が許されるのって20代ならではって感じもするし、
決してかっこよくはないその焦りとか、もやもやした感じとか
「青春ですな~」という印象も。

この続きものんびり読みます~。

(読了日 2005/11/02)







関連記事(試験運用中)

  • Kenny Dorham/’Round about Midnight At The Cafe Bohemia
  • 沢木 耕太郎  / 深夜特急〈1〉香港・マカオ
  • 沢木 耕太郎 / 深夜特急〈4〉シルクロード
  • 沢木 耕太郎 / 深夜特急〈6〉南ヨーロッパ・ロンドン
  • 沢木 耕太郎 / 深夜特急〈5〉トルコ・ギリシャ・地中海




  • コメント/トラックバック:0 個 »

    トラックバックURL: http://blackpepper.oops.jp/wp/archives/1511/trackback

    この記事にはまだコメントがついていません。

    コメントをどうぞ

    コメント、トラックバックは確認後に表示されます。しばらくお待ちくださいね。

    段落や改行は自動挿入です。メールアドレスはサイト上では非表示です。
    使用できる HTML タグ: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>