予告編がなにげによかった「大停電の夜に」を観てきました。

大停電の夜に (2005年 / 日本)

daiteiden.jpg

写真クリックで公式サイトへ(音が流れます)

監督 : 源孝志
出演 :
豊川悦司
田口トモロヲ
原田知世
吉川晃司
寺島しのぶ
井川遥
阿部力
本郷奏多
香椎由宇
田畑智子
淡島千景
宇津井健

(あらすじ goo映画 )
12月24日クリスマスイヴ。天体望遠鏡で夜空を見上げていた少年は、病院の屋上から飛び降りようとしている女性を発見する。同じ頃、病院の一室では死期の迫った父が息子に最期の告白をしていた。それは死んだ母が、実は生きているという報せだった。恋人たちが行き交う表参道では、若い女性が電話に出ない相手にメッセージを残す。電話の相手は不倫関係の上司だった。それぞれの事情を抱えた人々が聖なる夜を迎えようとしていたとき、街から光が消え、すべてが暗闇に沈んだ。「午後5時過ぎ、首都圏全域が停電に見舞われました……」

「東京タワー」の源孝志監督ということでもっとベタベタなラブ・ストーリーを想像していたんですが・・・。

クリスマスイヴにもし停電が起きたらというシチュエーションもの。
それを12人の男女の「そのとき」を追うという構成にしたということで、
その中には宇津井健、淡島千景の老夫婦がいたり、本郷奏多くん演じる14歳の少年がいたりと。
幅も広いし、実際お客さんの年齢層も幅広かった。

小物のディテールが凝っていてとても贅沢な作品。
豊川悦司のJazzバーの1つ1つの調度やそこに「停電だから」としきつめられた
ろうそくの数々。
高層ホテルからのエレベーターにとじこめられたベルボーイ(阿部力)と出口のない不倫に悩む女(井川遥)が見る眼下の「真っ暗な東京」。
どちらも普段なにげなく過ごしている風景が状況によって一変する、効果的な舞台だ。

「こんな夜だから」とそれぞれが語る物語はかなりおとぎ話じみたもの。
複雑にからみあった、というかちょっと世界が狭すぎないか(笑)というのが
気になるけどそれは言わないお約束かな。

雰囲気を楽しめればそれでいいかな。
音楽は菊地成孔が手がけていてビル・エヴァンスの「My Foolish Heart」が効果的に使われている。







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    1. 大停電の夜に

       「前の大停電のとき、9ヶ月後にベビーブームが起こったわ」という台詞が忘れられない映画『キングコング』(1976)。すでに頭の中はPJ版『キングコング』でいっぱいだ。

       クリスマス・イブの夜に東京が大停電となり、12人の男女がそれぞれ特別な夜を過ごす。この群像劇の人物設定は大変優れているので、もうちょっと丁寧に練り上げれば本年度邦画のトップクラスになったであろう作品です。残念なのは、やはり脚本・・・

       群像劇とはオ�…

      トラックバック by ネタバレ映画館 — 2005/11/25 金曜日 @ 9:37

    2. 『大停電の夜に』

      泣かないで、本当の愛は、きっと見えてくる。
      ■監督 源 孝志■脚本 相沢友子■キャスト 豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世、吉川晃司、寺島しのぶ、井川 遥、田畑智子、淡島千景、宇津井 健、香椎由宇、本郷奏多、阿部 力□オフィシャルサイト  『大停電の夜に』
       
      こんな夜だからこそ、一つの想いが強くなる。12人は、停電により向かい合った相手に真実を語り出す。もう一度、灯りが灯るまで、朝の光が輝…

      トラックバック by 京の昼寝〜♪ — 2005/11/25 金曜日 @ 12:33

    3. 大停電の夜に

      泣かないで、本当の愛は、きっと見えてくる。 <ストーリー> かつての恋人を待ち

      トラックバック by any's cinediary — 2005/11/26 土曜日 @ 3:25

    4. 試写会「大停電の夜に」

      試写会「大停電の夜に」開映19:00@明治安田生命ホール

      「大停電の夜に」 2005年 日本
      配給:アスミック・エース エンタテインメント
      監督:源孝志
      脚本:相沢友子、源孝志
      出演:豊川悦司、田口トモロヲ、原田知世、吉川晃司、寺島しのぶ、井川遥、
         阿部力、本郷奏多、香椎由宇、田畑智子、淡島千景、宇津井健
      上映時間:132分

      今日はあーちゃんに同行させていただきました。
      今日…

      トラックバック by こまったちゃん。のきまぐれ感想記 — 2005/11/26 土曜日 @ 19:51

    5. 大東京の小さな世界を描いたファンタジー◆『大停電の夜に』

      11月23日(水)TOHOシネマズ木曽川にて

      12月24日、クリスマスイヴ。東京で大停電が起こる。人々が聖なる夜を迎えようとしていたとき、街から光が消え、すべてが暗闇に沈んだのだ。かつての恋を待っていた男(豊川悦司)、妻と恋人の間で揺れていた男(田口トモロヲ)、秘…….

      トラックバック by 桂木ユミの「日々の記録とコラムみたいなもの」 — 2005/11/27 日曜日 @ 9:47

    6. 大停電の夜に(2回目)

      12人の様々な年齢のキャストによるアンサンブル群像劇。
      ビル・エバンスのピアノが静かに、そしてロマンティックに
      ストーリーを盛り上げる。

      ★「大停電の夜に」
       2005年日本 132分
       監督:源孝志
       出演:豊川悦司
          田口トモロヲ
          原田知世

      ★ストーリー
      東京がいちばん輝くクリスマス・イヴ。 誰もが何かを待っているそんな夜、停電ですべての光が消えた。 かつての恋人への想いを引きずるバーのマス…

      トラックバック by cinema capsule — 2005/11/27 日曜日 @ 23:14

    7. 『大停電の夜に』

      真っ赤なお鼻のトナカイさんって、ルドルフ君って言うそうな…、
      ご存知でしたか…。
      映画には、直接関係ないのですが、映画の冒頭で紹介されて、なんだこれはと思ったのですが…。(苦笑)
      でも、なるほど思える知識だったので…。(笑)

      それはさておき、クリスマスイヴの奇跡を描いた「大停電の夜に」。

      メッチャファンタジックな映画です。

      12月24日 クリスマスイヴ 聖なる夜に起きた6つの素敵なストーリー�…

      トラックバック by Simply Wonderful 〜Diary & Hobby etc...〜 — 2005/12/6 火曜日 @ 22:30

    8. 『大停電の夜に』

      真っ赤なお鼻のトナカイさんって、ルドルフ君って言うそうな…、
      ご存知でしたか…。
      映画には、直接関係ないのですが、映画の冒頭で紹介されて、なんだこれはと思ったのですが…。(苦笑)
      でも、なるほど思える知識だったので…。(笑)

      それはさておき、クリスマスイヴの奇跡を描いた「大停電の夜に」。

      メッチャファンタジックな映画です。

      12月24日 クリスマスイヴ 聖なる夜に起きた6つの素敵なストーリー�…

      トラックバック by Simply Wonderful 〜Diary & Hobby etc...〜 — 2005/12/6 火曜日 @ 22:30

    9. 映画『大停電の夜に』貴方は何点?

      この映画、10点満点なら貴方は何点ですか(^^)?

          ※この映画、観て良かった? ←金返せ! / ブラボー!→
                            0点□□□□□□□□□□10点
          ※友達が観たいと言ったら? ←止める  / 推薦する→

      劇場を出た後、揺れるキャンドルの灯を眺めながらトヨエツの呑んでたMaker’s M…

      トラックバック by 本と映画と音楽と・・・お酒が好き — 2005/12/18 日曜日 @ 2:02

    10. 大停電の夜に 06年110本目

      大停電の夜に
      2005年 源孝志 監督豊川悦司 、田畑智子 、原田知世 、田口トモロヲ 、淡島千景 、宇津井健 、井川遥 、阿部力 、吉川晃司 、寺島しのぶ 、本田奏多 、香椎由宇
      2003年に実際に起きた北米大停電時のエピソードがモチーフなんですって?良くできてい……

      トラックバック by 猫姫じゃ — 2006/6/6 火曜日 @ 21:59


    コメント

    1. 雰囲気を楽しめれば…ですよね(笑)
      私は音楽が気持ちよかったので素直に入れました。キャンドルの灯も良かったですし。
      あのBar、本当にあったらどれだけいいんだろう!って思っちゃいました(笑)

      コメント by chishi — 2005/12/18 日曜日 @ 2:04

    2. >chishi さん

      >雰囲気を楽しめれば…ですよね(笑)

      ですよね(笑)。細かい矛盾点をあげていったらきりがないし、
      素直に楽しんだもの勝ちって感じですよね。

      あのBarのトヨエツのように妙なところにこだわりのある
      Jazz親父のいる店は実在しそうですが、
      トヨエツのような容姿の人はわりとレアかも、と(笑)。
      思ってしまいました。

      コメント by Black Pepper — 2005/12/18 日曜日 @ 11:06

    3. これは、映画館で見たかったなあとおもっちゃう映画でしたが。
      DVDを待っていた映画です。

      クリスマスだしファンタジーだし、大停電だしで、無理やりもOKということで(笑)

      登場人物の年齢の幅を広げた所も、いい狙いだったと思うのですよね。
      そういう点で、また時間を置いて見たら違う所に惹かれるかもと思いました。

      コメント by ぷちてん — 2006/5/17 水曜日 @ 23:32

    4. >ぷちてんさん

      こちらにもコメントありがとうございました。

      かなり強引だなぁと思う部分も多かったけど
      映像はきれいだったし
      クリスマスだし
      なにげにハートフルだしでなーんとなく観てしまいましたね(笑)。

      >登場人物の年齢の幅を広げた所も、いい狙いだったと思うのですよね。
      そういう点で、また時間を置いて見たら違う所に惹かれるかもと思いました。

      そうですね。
      何人もの人の思いがその日に重なるっていうのが
      素敵なところだったと思うんですよ。
      年齢の広さということでは淡島千景と宇津井健の夫婦役が上の方ですが
      2人ともぜんぜん枯れてなかったのがすごいと思いました(笑)。

      コメント by Black Pepper — 2006/5/19 金曜日 @ 17:47

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