Black Pepper’s Blog

ラーメンを食べてそのまま有楽町日劇へ。
「キング・コング」を観てきました。
これはやっぱり劇場で観ないとね。

キング・コング (2005年　/　アメリカ）

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監督：ピーター・ジャクソン
出演：
ナオミ・ワッツ
ジャック・ブラック
エイドリアン・ブロディ
ほか

(あらすじ　goo映画　）
1933年ニューヨーク。野心家の映画監督カール・デナムは、かつてない冒険映画を撮り、映画界をあっと言わせたいという野望を持っていた。ある日、「映画の撮影がある」と言って、脚本家のジャックと美しい新人女優アンを誘い、撮影クルーとともに航海に乗り出す。船が到着したのは、幻と呼ばれていた孤島（スカル・アイランド）だった。樹木がうっそうと生い茂る中で、島に生息する想像を絶する生き物たちを目撃する。

強引だなぁ（笑）。

キング・コングはやっぱり美女にほれなきゃいけないんです。
それにエンパイア・ステート・ビルにも登らないとね。

そういったオリジナルの「キング・コング」へのオマージュととれる場面が多いけれど、
とてつもない予算、技術と強引な脚本でそれを実現してしまったピ－ター・ジャクソンの熱意にまずは拍手。

彼が乗り移ったかのような怪演を見せるカール・デナム（ジャック・ブラック）は海図にない島を探そうと言ったり、スカル・アイランドで次々と仲間が倒れていく中「映画のための殉職」と無茶な理屈をこねまわす、冷静に考えるとかなり迷惑な人物。目つきがイっちゃっててコワイ。

ナオミ・ワッツもコング（全長7mってもっとあるよ（笑））との絡みが一番多く、
泣いたり、叫んだり大変だなぁ。
コングは彼女にだけは手を出しません（笑）。
彼女の恋人になるジャック（エイドリアン・ブロディ）も所詮人間なんで
コングと比べると（笑）、線が細いなぁ。存在感微妙です。

序盤のスカル・アイランドへの紆余曲折を経ての到着からコング登場までがかなり長く、ちょっと退屈。でも出てからはさすがに画面的には超ド派手な展開が続いて、観ていられる。
こんな旅につき合わされた「旅の仲間」船の乗組員はえらい迷惑だ。
それとスカル・アイランドの住民が後半出てこないのはいったいなんなんだろう。
恐竜はなんで出てくるんですか？
あの島の生存競争は厳しすぎで、寝る暇もほんとはないんじゃ（笑）。

とか疑問、ツッコミはつきないんですが。

3時間超と長いわりにはダレなかった方かな。
ニュージーランドの美しい景色とほとんどがCGIであるコングをはじめとした
クリエーチャーの豊かな動きが楽しめます。
コングの動きは「ロード・オブ・ザ・リング」でゴラムを演じたアンディ・サーキスがあてたということ。

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