日記のはずなんですが、1月の分は載せない予定なんでちょっと
時期はずれのを載せます。1月31日分です。

「指輪物語」が映画化された(日本公開は3月、タイトルは「ロード・オブ・ザ・リング」)
ということで、書店でも「指輪」のフェアをやっている。
ハリー・ポッターと同じコーナーに置いてあることが多いので、
もしかしたらハリー人気に続いて本格的なファンタジー・ブームがやってきているのかもしれない。

ここで話をハリー・ポッターに移すと、この映画は公開から1ヶ月以上たって今月に入ってから見た。
ベストセラー(全世界でシリーズ3巻までで1億冊を売り上げたのだからやはりすごいんだろうとは思う)
の原作を読んでない状態で見たのだが、単純に感想を述べれば

「値段分は楽しめたけど2時間30分はちょっと長すぎるぞ」というところ。
ファンタジーのお約束(魔法や空想の怪物、モンスターが「指輪」以来のRPG型ファンタジー
(こう勝手に命名してしまったけど雰囲気伝わるかな)の定型をかなり忠実に映像化していたこと)
と一応イギリスの地名が出てくるという点での(ほとんどないけど)
現実感とのアンバランスさが奇妙だった。
まぁ文句のつけどころはかなりあるけれど、遅ればせながら原作の1巻を知人から借り、読み始めた。
まだ読み終わってないのでこの感想はまたいずれ。

さて「指輪」に話を戻すと、これはたしか中学生の時に学校の図書館で借りて読んだのだと思う。
コンピュータRPGにハマリ出した頃にそれらの大本になったというので読んだのかな。
全6巻という大作だったが寝る間も惜しんで一気に読んでしまった。
トールキンの偏執狂的なディティールの細かさにヤラれてしまったのだ。
彼は言語学者でもあったので「エルフ語」なんていう架空の言語体系まで作り上げてしまった。
だから今の子供たちがハリーに夢中になるのも分かるような気はする。
ちょっとあのテンションについていくのはしんどいのだけど。
当時は「指輪」の舞台中つ国(ミドルアース)の歴史を描いた姉妹編「シルマリルの物語」まで読んでしまったのだから、
やはり相当ハマッていたのだろう。逆に子供用と言われていた前編にあたる「ホビットの冒険」は読まなかった。
今書店に並んでる「指輪」は数年前に全面的に訳が直されたそうで、以前よりも読みやすくなっているようだ。
3つのフォーマットで出ていて文庫版(9分冊)、ハードカバー(6巻に別巻1冊がついている)、豪華特装版(3分冊、1冊7600円だった)の3種類出ている。
他にも読みたい本はあるし、時間も金もなさそうなんだがハードカバーのものは気になるなぁ。







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