今日は仕事帰りに「オーシャンズ11」を見た。なかなか面白かった。
保釈されたジョージ・クルーニーと、ブラッド・ピットが
犯罪の仲間集めをするシーンからして面白い。
クセのある連中が一人一人集まっていくその過程が、もうすでに
ギャグっぽくてくだらなくて、そしてサマになっている。

特にカール・ライナー(単なる老人かと思ったらなんとロブ・ライナー監督の父だという)
演じるソール・ブルームが、ボケ役からだんだんと「自信」を漂わせていくところだろう。
ブラピの悪役演技は相変わらずだけど、少し表情のつけ方が鼻についてきたかな。
まぁ、中途半端に「いい人」をやるよりもいいけれど。
マット・デイモンは地味な約なんだけどそれも彼らしいかな。
そしてジュリア・ロバーツ。この人はあんまりにもそのままでは
「男臭すぎる」スクリーンの「中和剤」的な役回りであんまりおいしくない。
まぁ彼女がいなかったら相当画面的に渋すぎるけど。
アンディ・ガルシアとジョージ・クルーニーが取り合うにふさわしい
「いい女」ではあるけど。なんだろそっちの部分は本筋ではあるけれど、
ギミックの部分の方が面白かったのかな。
難攻不落の金庫をトリックでクリアしていくという部分では
「ルパン三世」っぽいとも言えるし、部下をたくさんつかっての
知恵比べに軽くラブ・ストーリーが絡むという点では
「華麗なる賭け」(リメイクされた「トーマス・クラウン・アフェアー」は見ていないので
ここでの比較対照はスティーヴ・マックイーン、フェイ・ダナウェイ
のオリジナル)っぽいとも言える。
結局「面白かった」って感想です。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ。

*「オーシャンズ11」のレビューはこちら
最初に書いたのって大体乱暴すぎて意味不明なのであとで直すのが大変。







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