毎月1日は映画の日。
ってことで時間見つけて映画観て来ました。
いまひとつ情報不足だったこともあって先月やってたので
観たかったのから「7月24日通りのクリスマス」を選択。

7月24日通りのクリスマス(2006年 / 日本)

724street_chiristmas.jpg

写真クリックで公式サイトへ(音声が流れます)

監督: 村上正典
出演:
大沢たかお
中谷美紀
佐藤隆太
上野樹里
阿部力
劇団ひとり
川原亜矢子
沢村一樹
YOU
小日向文世
平岡祐太

(あらすじ goo映画 )
市役所勤めのサユリは、地味で平凡な自分へのコンプレックスからか、生まれ育った長崎をポルトガルのリスボンであるかのような妄想にふけることも日常茶飯事で、愛読する少女漫画に登場する王子様を理想に掲げ、現実の恋愛になんぞ興味なしを装っている。しかし、心の中では大学時代の憧れの先輩・聡史のことが忘れられずいるのだった。クリスマスまで後1ヶ月に迫ったある日、サユリは路面電車の中で思いがけず聡と再会する。

うーん、まぁそうですか、という感じ。
つまらなくはなかったけど1800円払うのはちょっときつい感じですかね。
でも劇場で観られてまぁよかったです。

主人公がマンガ好きということもあってすごく漫画的な演出が。
住んでいる長崎の町を大好きなマンガ(「キャンディ キャンディ」のいがらしゆみこがこの映画のために書き下ろしたのだという)にのめりこみ、普段歩いてる町並みを「ここが坂のある港町、リスボンだったら」と妄想する。
それでリスボンですよ。ほんとに現地にロケ行っちゃってますからね。すごいです。
あ、ちなみに長崎も現地ロケです。なにげに豪華です。

あとサユリが恋愛でウダウダ迷ってると「サユリ! 君ならやれるさ!」とヘンな日本語で
応援するおじいちゃんと孫らしい謎のポルトガル人とか。

演出は思いっきりベタです。まぁ「電車男」の監督、スタッフですからね。

そういった部分を通して見えてくるのは実はサユリは現実をそのまま見ることのできない、弱い人間じゃないのかということ。まぁ25過ぎてる大人の発想じゃないですよね、、、ちょっと。

そんな彼女だから学生時代あこがれていた聡とつきあえるようになっても、妄想の世界を大事にしすぎて、なんだかちぐはぐな感じ。彼は実は東京で仕事を落としてしまって、仕事の面で決してかっこよくはない状況だったのだが・・・。
そういった状況を直視できない。
大沢たかおはわりといいなぁ。
あとサユリの幼なじみで漫画家志望の佐藤隆太はすごくいいです。

この映画は脇に救われているような気がするな。サユリの家族もいいし。

サユリにそっくりなオタク少女がイケメン(実際はそうでもないが)の弟とつきあい、結婚までしそうといことに逆にコンプレックスを刺激され、、、ってこういうのもねぇ、自分のエゴ、思い込みを投影してるだけのイタイ人だし。
ただ中谷美紀と上野樹里のオタクコスプレは面白かったですよ。
似てて(笑)。

あとはいつも違う女性をくどいてははたかれてる劇団ひとりとか(ホスト役ですからねぇ)。
邦画をよく観る人には楽しめる隠しネタも(?)。

サユリの実家の喫茶店のインテリアがすごくよかったり、
クリスマス・ソングも流れるので手軽にクリスマス気分を味わうのにもいいかもしれませんね。

つか公開時期11月終わりからのがよかったんじゃ。
なんでも早めですか。







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      トラックバック by 京の昼寝〜♪ — 2006/12/10 日曜日 @ 21:12


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