6代目ジェームズ・ボンドは紆余曲折の末、ダニエル・クレイグに。
わりと地味な顔立ちだけど彼が演じる新生ボンドはいかに。

※本文修正しました(2006/12/13)

007/カジノ・ロワイヤル(2006年 / アメリカ)

007.jpg

写真クリックで公式サイトへ

監督:マーティン・キャンベル
原作:イアン・フレミング

出演:
ダニエル・クレイグ
エヴァ・グリーン
マッツ・ミケルセン
ジュディ・デンチ
ジェフリー・ライト
ジャンカルロ・ジャンニー

(あらすじ goo映画 )
暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフルの存在を突き止める。高額掛金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、国家予算である掛金1500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンドが現れる。

これは意外とかっこいいんじゃないかい。

「カジノ・ロワイヤル」はイアン・フレミングの原作では第1作にあたる。
だからジェームズ・ボンドはスパイという任務にまだブレがあるし、くだらない失敗もする。
それに女に「本気で惚れる」という側面も。

ダニエル・クレイグは顔だけ見てると「おっさんくさいなぁ」という感じだけど
脱いだらほんとすごいんです。
筋骨隆々のマッチョなボンドはアクションの切れも歴代のボンドと比べても
すばらしいし、フレッシュだ。
今回敵役として現れる黒人青年がまた信じられないくらいの身体能力の持ち主で
序盤の「おっかけっこ」なアクション・シーンがまたあきれるくらいに肉弾戦で面白い。
ほんと走る、跳ぶと笑っちゃうぐらいすごい。

中盤のカジノの部分、息づまるギリギリのタイミングでアクション・シーンに移行するなど、
「007シリーズだなー」という部分は外していない。

それだけによりシンプルな構造で「007誕生」を演じる彼らには独特の魅力がある。
上司の「M」にも「だらしがないわね」と叱責を受けるボンドなんてね。
より生身の人間味というか、映画そのものの面白さ。
そういえば秘密兵器やボンド・カーはそんなには目立ってなかったです。

世界の各地を舞台にダイナミックにゴージャスに展開。
特に終盤のヴェネツィアのビル崩落シーンはスリルがあった。
だってあれ周りの建物も世界遺産クラスじゃ、と思ったら
実はセットということでした。なんかホッとした(笑)。

若返ったジェームス・ボンド。
うまくいけばダニエル・クレイグであと何作かはいけそうです。







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    1. 007/カジノ・ロワイヤル

      原点に戻った007シリーズ。新ボンドは人妻好きだった・・・

      トラックバック by ネタバレ映画館 — 2006/12/10 日曜日 @ 13:29

    2. 007/カジノ・ロワイヤル(映画館)

      最初の任務は、自分の愛を殺すこと。

      トラックバック by ひるめし。 — 2006/12/10 日曜日 @ 15:49

    3. 007/カジノロワイヤル

      思わず唸るオープニングと,
      感嘆のラストシーンが秀逸!

      トラックバック by Akira's VOICE — 2006/12/10 日曜日 @ 16:59

    4. 【劇場映画】 007/カジノ・ロワイヤル

      ≪ストーリー≫
      暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格し、最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている“死の商人”ル・シッフルの存在を突き止める。高額掛金のポーカーで資金を稼ごうとするル・シッフルと勝負するため、モンテネグロに向かうボンドの前に、国家予算である掛金1500万ドルの監視役として財務省から送り込まれた美貌の女性ヴェスパー・リンドが現れる。(goo映画より)

      007シリーズは荒唐無稽な秘密兵器があったり、どんな女の人でも口説いちゃう…

      トラックバック by ナマケモノの穴 — 2006/12/10 日曜日 @ 22:26

    5. 007/カジノ・ロワイヤル

      映画サービスデーの恩恵を受けることが出来ないが、一足先に楽しんじゃうのだ!
      本年度劇場観賞150本目。
      ただでさえかっこいいボンド映画。今までは単にアクションやラブロマンスに魅入られるだけだが、今回は人間臭いドラマが加わる。
      つーか、年末に相応しくめちゃめち……

      トラックバック by 八ちゃんの日常空間 — 2006/12/10 日曜日 @ 23:29

    6. スパイは健在!武士に挑む「007/カジノロワイヤル」

      シリーズ第21作目の「007/カジノ・ロワイヤル」を
      公開初日に観てきました。

      率直に、面白かったです。

      ジェームズ・ボンドが
      ”00”になる前と
      最初の勤務が
      時代背景を少し変更し
      描かれています。

      VS「MI3」の如く
      オープニングから
      クライマックスのようでした。
      (少しやりすぎて笑いも・・・)

      若さのあまり勢いだけの行動もありますが
      全体に「スパイ映画」の原点は
      こう…

      トラックバック by bobbys☆hiro☆goo☆シネプラザ — 2006/12/11 月曜日 @ 12:26

    7. 007 カジノ・ロワイヤル

      『ホテル・スプレンディッド』での怪演の中に光るエロい表情が、とても印象的だったダニエル・クレイグ。
      候補に挙がっていたクライヴ・オーウェンを差し置いて、007に昇進した彼の桧舞台を観る意気込みで『007 カジノ・ロワイヤル』を観てきました。
      ★★★★★

      豪快で骨太、繊細でスマート。

      良かった。
      ダニエル・クレイグで良かった!

      前任のピアース・ブロスナンは、子供の頃にテレビで見ていた『探偵レミントンスティー�…

      トラックバック by そーれりぽーと — 2006/12/12 火曜日 @ 22:41

    8. 「007 / カジノ・ロワイヤル」を観ました。

      私は「007」シリーズに何の思い入れも無く、と言うより、むしろ苦手な方の映画だったので、映画館で観るのはこれが初めてでした。

      だから、ボンド史上初の金髪で青い目の新ジェームズ・ボンド役に選ばれたダニエル・クレイグさんに何の偏見も違和感も無く観ました。シリーズものを観ると言うより(殆ど知らないのでね!(~_~メ))、ただ1本の映画を観ると言う感じで観ました。
      ■ストーリー抜粋≫
      【ジェームズ・ボンド�…

      トラックバック by Cinema Chips ブログ版 — 2006/12/13 水曜日 @ 13:53

    9. 『007 カジノ・ロワイヤル』

      最初の任務は、自分の愛を殺すこと。

      ■監督 マーチン・キャンベル■脚色 ニール・バーヴィス、ロバート・ウェイド、ポール・ハギス■原作 イアン・フレミング(「007カジノ・ロワイヤル」東京創元社刊)■キャスト ダニエル・クレイグ、エバ・グリーン、マッツ・ミケルセン、カテリーナ・ムリーノ、ジュディ・デンチ □オフィシャルサイト  『007 カジノ・ロワ…

      トラックバック by 京の昼寝〜♪ — 2006/12/13 水曜日 @ 17:20

    10. 【劇場鑑賞135】007/カジノ・ロワイヤル(CASINO ROYALE)

      最初の任務は、自分の愛を殺すこと。

      トラックバック by ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! — 2006/12/13 水曜日 @ 20:24

    11. 007/カジノ・ロワイヤル

      ブルー・アイと金髪の新生ボンド。未完成な男の、最初の任務。

      トラックバック by 悠雅的生活 — 2006/12/13 水曜日 @ 21:27

    12. 「007カジノ・ロワイヤル」:六本木駅前バス停付近の会話

      {/kaeru_en4/}六本木といえば「ミュージックライブハウス・アビーロード」。
      {/hiyo_en2/}「アビーロード」といえばビートルズ。
      {/kaeru_en4/}ビートルズといえばイギリス。
      {/hiyo_en2/}イギリスといえばジェームズ・ボンドよね。
      {/kaeru_en4/}おー、ようやくきょうの本題に入ってきたな。きょうは泣く子も黙る007映画の最新作「カジノ・ロワイヤル」の話だ、むふ…

      トラックバック by 【映画がはねたら、都バスに乗って】 — 2006/12/13 水曜日 @ 21:59

    13. 映画『007/CASINO ROYALE』劇場鑑賞

      人気の「007」シリーズの新生James Bondお披露目となる作品『CASINO RAYALE』を観て来ました。 この作品で6代目Bondを演じるのが英国俳優のDaniel Craigですが、彼がBondを演じると決まった当初は、5代目BondのPierce Brosnanを理想としていた一部ファンから酷いバッシング…..

      トラックバック by 蛇足帳~blogばん~ — 2006/12/13 水曜日 @ 22:06

    14. 「007カジノ・ロワイヤル」ジャパン・プレミア

      東京国際フォーラムで行われた、映画「007カジノロワイヤル」のジャパン・プレミアに行ってきました!!

      007シリーズといえば、ジェームズ・ボンドが活躍する、超有名な映画ですけど、ちゃんと観るのは実はこれが初めてだったりするんですよ。テレビでやってるのをちょっと…….

      トラックバック by Thanksgiving Day — 2006/12/14 木曜日 @ 0:43

    15. 007/カジノ・ロワイヤル

      ブルー・アイと金髪の新生ボンド。未完成な男の、最初の任務。

      トラックバック by 悠雅的生活 — 2006/12/14 木曜日 @ 15:51

    16. 今年100本目:「007/カジノロワイヤル」見てきました。

       今回で今年の目標を達成しました。パチパチパチ!今年100本達成です!(映画館、試写会のみカウント)

      トラックバック by よしなしごと — 2006/12/22 金曜日 @ 0:58

    17. 007 カジノ・ロワイヤル

      今日は私の観た回は座席指定券がすべて完売という素晴らしいことになってました。それだけこの作品を待ってた人がいるってことですよね。

      トラックバック by B級パラダイス — 2006/12/23 土曜日 @ 9:26

    18. 007/カジノ・ロワイヤル

      すべては007になるために・・・これは、ジェームズ・ボンドが、007になる前の物語
      世界最長かつ最強のシリーズ21作目にして初めて明かされる、人間ジェームズ・ボンドの素顔誰もが知っているジェームズ・ボンドに、誰も知らない過去があった。“彼の長いキャリア……

      トラックバック by パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ — 2006/12/23 土曜日 @ 11:34

    19. 劇場鑑賞「007カジノ・ロワイヤル」

      「007カジノ・ロワイヤル」を鑑賞してきましたマーティン・キャンベル監督による人気シリーズ第21弾。「カジノ・ロワイヤル」は、007のパロディ映画として1967年に一度映画化。シリーズの正統な1作目として映画化されたのは初。イアン・フレミングが初めてジ……

      トラックバック by 日々“是”精進! — 2006/12/23 土曜日 @ 13:24

    20. 007 カジノロワイヤル

      「殺しのライセンス」00(ダブルオー)を取得したエージェント、ジェームズ・ボンド。彼の最初の任務は、死の商人ル・シッフルによる爆弾テロの阻止だった。ボンドの活躍によってテロは阻止され、莫大な損害を被ったル・シッフルは、富豪達の参加するポーカーゲームで再……

      トラックバック by 5125年映画の旅 — 2006/12/23 土曜日 @ 21:57

    21. 007 カジノロワイヤル

      暗殺の仕事を2度成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格する。

      トラックバック by 取手物語~取手より愛をこめて — 2006/12/24 日曜日 @ 16:17

    22. 新しいボンドに新しいストーリー。新しい007映画は大傑作!

      「007/カジノ・ロワイヤル」  まだまだ子供の大学4年生の時。就職活動に熱を入れなきゃならないのに、ある女の子にも熱が入って。告白して、「うれしい」と言われて

      トラックバック by 人生はお伽話もしくは映画のよう — 2006/12/25 月曜日 @ 10:00


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    24. 007 カジノ・ロワイヤル−(映画:2006年152本目)−

      監督:マーチン・キャンベル
      出演:ダニエル・クレイグ、エバ・グリーン、マッツ・ミケルセン、カテリーナ・ムリーノ、ジュディ・デンチ

      評価:92点

      公式サイト

      (ネタバレあります)
      あの拷問は強烈すぎる。
      なぜ椅子の底をくり抜くんだろうと……

      トラックバック by デコ親父はいつも減量中 — 2006/12/26 火曜日 @ 0:14


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    26. 007 カジノ・ロワイヤル (2006)

      【コメント】★★★★★★★★☆☆ 「遂に明かされる、007への危険で過酷な道の…

      トラックバック by シネマテーク — 2006/12/31 日曜日 @ 12:09

    27. 『007/カジノ・ロワイヤル』’06・英・米

      あらすじ英国諜報部MI6のスパイである‘00’の地位に昇格したジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)は、最初のミッションとして国際テロ組織のネットワークを絶つ任務を課される。テロ組織の資金源であるル・シッフル(マッツ・ミケルセン)と接触を命じられたボ……

      トラックバック by 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ — 2007/1/7 日曜日 @ 22:50


    コメント


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    1. こんばんは。
      コメント&TBありがとうございました。
      たしかにおもしろかったですよね。アクションも爆弾魔をおいかけるシーンは凄かったです。
      でも、やぱり私はボンドに違和感があるんですよね。ブロスンナン・ボンドが大好きだったので。
      でもラストはよかったですね。あれはやってくれました!
      なんだかんだいっても次も鑑ますけど。
      では。

      コメント by イエローストーン — 2006/12/25 月曜日 @ 23:37


    2. Deprecated: Function ereg() is deprecated in /home/users/1/oops.jp-blackpepper/web/wp/wp-content/themes/glosyblue-1-3/comments.php on line 87

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    3. >イエローストーンさん

      お返事遅くなってしまってすみません。

      そうですね。序盤オープニング・シーンからあの爆弾魔を
      鉄骨の工事現場でおいかけるまでの展開、すごくテンポよかったし、
      面白かったですよ。

      カジノのあとがちょっと長かったような気もしましたが・・・。
      ボンドは顔だけ見るとなんだかロシア人みたいだし(笑)、
      金髪だしで今までとはイメージ違いましたね。
      ただこのシリーズ時々若返ることで長寿となってきましたから。
      また来年新作もできるそうだし、このボンドがどう「あのボンド」になっていくのか
      楽しみにしたいと思います。

      ラスト、あのセリフが最後に来ましたからね。
      待ってました! という感じでした。

      コメント by Black Pepper — 2006/12/30 土曜日 @ 15:54

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