12/31、今年もまもなく終わりますね。
あわただしい毎日ですが、たまにはゆったりした気分になりたいと思い、
DVDで以前買ったまま観ないで残していた「マイ・フェア・レディ」を観てみました。

マイ・フェア・レディ (1964年 / アメリカ)

マイ・フェア・レディ 特別版 マイ・フェア・レディ 特別版
ジョージ・キューカー オードリー・ヘプバーン レックス・ハリソン

ワーナー・ホーム・ビデオ 2005-02-25
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監督: ジョージ・キューカー
出演:
オードリー・ヘプバーン,
レックス・ハリソン
スタンリー・ホロウェイ
ウィルフリッド・ハイド・ホワイト
ジェレミー・ブレット
セオドア・バイケル
ほか

(あらすじ goo映画 )
イライザ(オードリー・ヘップバーン)は花売り娘だ。うすら寒い三月の風の中で声をはりあげて売り歩く。ある夜、ヒギンス博士(レックス・ハリソン)に言葉の訛りを指摘されてから、大きく人生が変った。博士の家に住み込むことになったのだ。だが、今までの色々の苦労よりももっと苦しい難行を強いられた。何度も同じ言葉を録音するのだ。博士の家に同居するピカリング大佐は親切で優しい。ある日、イライザの父親ドゥリットル(スタンレー・ハロウェイ)が娘を誘惑されたと勘違いして怒鳴り込んだが、貴婦人になる修業をしていると聞いて喜んだ。それから4カ月。イライザは美しい貴婦人として社交界へデビューした。アスコット競馬場。イライザの美しさは群を抜き、名うてのプレイボーイ、フレディでさえが彼女につきまといはじめた。陰で彼女を見守る博士とピカリングは気が気ではなかった。彼女の正体がばれたら、貴族侮辱罪で社交界から追放されるだろう。彼女は誰にも気づかれずうまくやっていた。ところが各馬がゴール寸前になって興奮のあまり、つい地金を出してしまった。だが、それもご愛嬌ですんだ。つづく大使館のパーティでは完全なレディになっていた。成功だ。その夜、イライザは博士とピカリングの話を立ち聞きして驚き、怒った。自分は博士の実験台にすぎなかったのだ。思わず邸を飛び出した。博士は、イライザの不在に淋しさを感じ、彼女を愛する心を意識した。録音器の訛りの多い声を静かに聞きながら心を痛めていた。ふと、その録音器が止まった。イライザが涙を浮かべて立っていたのだ。博士はとんで行って抱き締めたい気持ちをこらえながら言った。「イライザ。ぼくのスリッパはどこ?」

オードリーの変貌ぶりがほんとすごい。
当初登場したときの言葉の乱暴さは英語をそんなに解さないものにでさえ「汚い」と感じさせるすさまじいもので、たしかにこのままでは「貴婦人」というにはほど遠い。
それからヒギンズ博士との二人三脚での「キレイになるための特訓」が始まるんだけど、
オードリーの変貌振りはほんとすごいですね。
身なりだけでなく言葉の面でも「別人」となっていく。
ほんと彼女、「キレイ」ですよね。

ただ「自分は人形じゃない。人間として扱ってほしい」という博士への思いは痛いほど伝わってきました。そのあたりのギャップが痛いかなぁと。
中身は実はなんにも変わってないのにね。

オードリーの歌こそないもののほんとうに楽しいミュージカル。
誰もが知っているあの曲、あの曲が流れ、単純に楽しかったです。







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