12/7発売とかなり前なんですが、この間ようやく見かけたので購入し、読みました。
新潮社から出た新しい季刊誌「yom yom」。

赤い表紙と新潮文庫のマスコット「Yonda?パンダ」
が目立ちますね。

yom_yom.jpg

写真クリックで公式サイトへ

重松清、江國香織、山本文緒、恩田陸、川上弘美、阿川佐和子、嶽本野ばら、柴田元幸、太田光とかなり豪華な執筆陣。
カート・ヴォガネットなど海外作家の作品とその解説がまとめて読める。
なんかお得感。

文庫サイズじゃなくいわゆるペーパーバック・サイズなのでちょっとかさばる。
けど安いし、パラパラめくる分にはいい感じ。

軽めのエッセイも読みきり短編も面白いの多い。

今の気分だと阿川佐和子の平凡な主婦が手芸の作品を銀座のお店に偶然出すことになったことから封印していた過去との思いがけない出会いを起こす(一見気のあわなそうなお姑さんが「実はぜんぶわかってた」というのがおもしろい)「優美」、ミシシッピ河にそってアメリカ文学の名作の舞台を訪ねる(トム・ソーヤーの冒険に実在のモデルがいてそのモデル・ルームやインディアン・ジョーの洞窟が見学できるだなんて知らなかった)中島京子の「猫魚日和」なんてところが面白かったです。

第2号は2/28発売だそうです。

(読了日 2007/1/11)







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