ブライアン・デ・パルマの最新作「ブラック・ダリア」をDVDで観ました。
エルロイの原作は残念ながら未見です。

ブラック・ダリア (2006年 / アメリカ)

ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組
ブラック・ダリア コレクターズ・エディション 2枚組 ジョシュ・ハートネット ジェイムズ・エルロイ ブライアン・デ・パルマ

東宝 2007-05-18
売り上げランキング : 165

おすすめ平均 star
starひざカックンを食らった感じです
starデ・パルマ版フィルム・ノワール。
star脚本偏差値72。

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監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:
ジョシュ・ハートネット
スカーレット・ヨハンソン
ヒラリー・スワンク
アーロン・エッカート
ほか

(あらすじ goo映画 )
かつてはプロボクサーとして鳴らした、警官のバッキーとリー。ロス市警のPR試合で一戦を交えた2人は、急速に接近。仕事上でもバッキーは年長のリーに引き抜かれ、特捜課でコンビを組み始める。そんなある日、身体を腰から切断され、口を耳まで切り裂かれた若い女の全裸死体が空き地で発見される。間もなく死体の身元は、映画女優を夢見ながら娼婦まがいの生活を送っていたエリザベス・ショートだと判明。2人も事件の捜査に乗り出すが、リーはこの事件に異常な執着を抱き始め……。

凝ってるし、力入ってるのはわかるんだけど、
決定的に「わかりやすさ」がない作品。

フィルムノワール調の画面や、ゴシックで退廃的な上流階級の人々の描写はそれなりに楽しめる。
ただ序盤のボクシング・シーンはともかくも、事件に入ってからの展開が
「なにを焦点としてるのか」がわかりづらくて、すごく筋を追うのに苦労する。
スカーレット・ヨハンソンと親友との三角関係が中心なのかなと思っていたら
妙におどろおどろしい事件がグチャグチャと続くし・・・。

キャラクターの多さが謎ときの面白さにつながればいいんだけどそういうこともなく。
なんだかなぁ。

ラスト15分はわりとよかったので、中盤の構成がもっとカッチリとできていたら、と思う。

ジョシュ・ハートネットの作品だと今年は「ラッキーナンバー7」がほんと面白かったな。
あれは誰にでも薦められる。

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