BSデジタルで「約三十の嘘」がやってました。
公開当時観たかった作品だったし、時間がちょうど空いたので
久しぶりにのんびり観ました。

約三十の嘘(2004年 / 日本)

約三十の嘘 特別版 約三十の嘘 特別版
椎名桔平 中谷美紀 妻夫木聡

角川エンタテインメント 2005-06-10
売り上げランキング : 22572
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る by G-Tools


監督 : 大谷健太郎
原作・脚本 : 土田英生
脚本 : 大谷健太郎 、 渡辺あや
音楽 : クレイジーケンバンド
出演 :
椎名桔平
中谷美紀
妻夫木聡
田辺誠一
八嶋智人
伴杏里

(あらすじ goo映画)
大阪発・札幌行きの豪華寝台特急トワイライト・エクスプレスに、6人の詐欺師が乗り込んだ。3年前、ある事件から解散していたチームが、札幌での大仕事のために再集結したのだ。しかし新参者や3年前の事件の元凶となったメンバーも参加したため、チームの雰囲気はギクシャク。それでも札幌での仕事を成功させた6人は、同じ特急で帰路につく。ところが車中で迎えた翌朝、事件が起きる。現金7000万の入ったトランクが、忽然と消えていたのだ…。

詐欺師集団6人。ほとんどこの6人しか出てこない。
しかも舞台は北陸を旅する豪華寝台特急。いわば密室だ。

「仕事」の前の打ち合わせもその車内なら
無事お金を手にした後の「仲間割れ」の現場もその車内と、
とことん「狭いところ」「狭い人間関係」にこだわった作品になっている。
「詐欺」の現場そのものは描かれない。

6人の誰もが「犯人」となる動機を持っていて
その関係も二転三転とするなど
期待通りの部分もあり。
ただこういった「誰も信じられない」って状況のわりには
お互いへの監視も中途半端だし、
「甘いな」という突っ込みどころも多い。
謎解きというよりも別の部分を楽しむ作品かな。

八嶋智人や妻夫木聡の「ヨゴレ」ぶりが楽しかった。
「チーム」であることをお金よりも優先するある意味一番ぶっとんだ役を演じる
中谷美紀はここ数年の映画では一番キレイに映ってるんじゃないだろうか。
まぁヘンな役も多い人だからね。







関連記事(試験運用中)

  • No related posts




  • コメント/トラックバック:0 個 »

    トラックバックURL: http://blackpepper.oops.jp/wp/archives/2257/trackback

    この記事にはまだコメントがついていません。

    コメントをどうぞ

    コメント、トラックバックは確認後に表示されます。しばらくお待ちくださいね。

    段落や改行は自動挿入です。メールアドレスはサイト上では非表示です。
    使用できる HTML タグ: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <code> <em> <i> <strike> <strong>