ここのところ楽しみな映画が多いです。
いろいろ観たいのはあるのですが「ベンジャミン・バトン」「7つの贈り物」を観てきました。

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年 / アメリカ)

ベンジャミン・バトン 数奇な人生

写真クリックで公式サイトへ(音声が流れます)

監督:デビッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
出演:
ブラッド・ピット
ケイト・ブランシェット
ティルダ・スウィントン
タラジ・P・ヘンソン
ジュリア・オーモンド
ジェイソン・フレミング
マハーシャラルハズバズ・アリ
ほか

(あらすじ goo映画 )
1920年代にF・スコット・フィッツジェラルドが執筆した、80代で生まれ、そこから若返っていくひとりの男の姿を描いた短編の映画化作品。普通の人々と同じく彼にも時の流れを止めることはできない。ニューオーリンズを舞台に、1918年の第一次世界大戦から21世紀に至るまでの、ベンジャミンの誰とも違う人生の旅路を描く。

変わった話。
しわくちゃの赤ん坊として生まれ、母親は死産。
育てられないからと父親(ジェイソン・フレミング)はある老人ホーム(?)に赤ん坊を預け、
そこの子に恵まれない黒人夫婦(タラジ・P・ヘンソン、マハーシャラルハズバズ・アリ)はこの「変わった子供」を育てることに。

こんな話ないでしょう、という感じだが
だんだん肌のつやがよくなり、曲がっていた腰もまっすぐになり、しゃがれた声も若返り、と普通の人と時を逆に生きていく男、ベンジャミン。ベンジャミンの役は何人かの役者で分担しているそうだけど、壮年期~青年期の一番いいところをブラッド・ピットが演じている。

無条件で受け入れてくれた育ての母に、老人ホームの住人たち。
外の世界へ踏み出すきっかけをくれた船長。ロシアでの初めての恋。
実の父との和解・・・。

ベンジャミンの人生はゆらゆらと頼りないけれど
そんな彼を支えたのが一人の女性デイジー(ケイト・ブランシェット)への思いだった。
老人であったベンジャミンが若返り、デイジーとようやく結ばれたのが
ベンジャミン49歳、デイジー43歳のとき。
それでも「若返り続ける」ベンジャミンはデイジーと同じときを刻むことはできないのだった。

物語は老境を迎えたデイジーが娘に語る物語という形式をとっている。
これをやられてしまうとどんな「ホラ話」でも受け入れざるを得ないんだけど(笑)。
「とてつもない人間」の「ホラ話」ということでは「フォレスト・ガンプ」であったり、「ビッグ・フィッシュ」であったりといった作品のことを思い出したりと。

しみじみとおかしい映画。
派手な部分はないはずなんだけど、不思議と後味の残る作品でした。

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