今日はMiles DavisとEric Dolphyを聴いた。

Miles Davis/A Tribute To Jack Johnson

1970年録音。
HIP HOPやACID JAZZのサンプル・ソースとしても超有名なこの1枚。
2曲しか入ってないけどザックリ聴けて相当にかっこいい。
マイルスのトランペットも攻撃的でワイルドだし。
特に「Yesternow」のジョン・マクラフリンとソニー・シャーロックのギターは気持ちいい感じの抜け具合。ドラムスのジャック・ディジョネットや(1曲目「Right Off」のドラムスの)ビリー・コブハムもかっこいい。
ハービー・ハンコックはこのアルバムではキーボードですね。

マイルスについてはそのうちリスト化しようと思ってます。
たしかMDにしたのも合わせると30枚は聴いたと思うんですが数えてないので。
CDは7枚持ってました。

Eric Dolphy/Last Date

1964年録音。ドルフィーの死の27日前の録音として有名。
ドイツのベルリンで客死したドルフィー。ここで組んでいるメンバーもヨーロッパの人で僕は知らない人ばかり。
録音地はオランダのヒルベルサムというところだそうだ。
ワン・ホーン(にピアノ、ベース、ドラムスが加わる)だがドルフィーはマルチ・リード奏者なのでアルト・サックス、バス・クラリネット、フルートが各曲で聴ける。
僕はドルフィーのバス・クラリネットが好きで、言葉にすると「グニョグニョ、ギュルギュル」
といったような感じ(?)のこの不協和音が好きだ。
特に1曲目の「Episotorophy」。セロニアス・モンクのこの曲をシュールでグロテスクに表現している。
ピアノのミシャ・メンゲルベルグもモンクを意識しているかのようにヘン。
フルートでは「You Don’t Know What Love Is」が秀逸。
最後のドルフィーのセリフ「音楽は演奏とともに中空に消え去ってしまい、二度とそれを取り戻すことは出来ない…」
(日本語訳はあるHPから頂きました)もあまりにも有名。
このセリフのあと、音はいきなり途切れる。







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