さて今日は仕事上で見聞きしたノウハウを書きたいと思う。
まぁ、日記のネタが切れた時にでも時々やろうかなぁ、と。
書いても問題のないことしか書けませんが。

道路や土木の工事では近隣の住民に迷惑をかけないこと、が重視される。
事前の通知、作業前、中の挨拶、気遣いはもちろんのこと、最後の仕上げとしてどの会社でも\r
力が入っているのが「掃除」だ。

僕は警備なので掃除をしている間に事故が起こってしまっては元も子もないので通常は
掃除は作業員が行う。
ここで使われるのは「水」だ。
大体水の貯水・給水が出来る車(ポンプ車)が来ているが、それがない場合、専用の機械(貯水タンクに散布用器具がついているもの)があることもある。
そしてこれから出る水量、が半端ではない。
例えるならガソリンスタンドで洗車をしてもらう時と同じぐらいの水量が出る。
ジェット噴射って感じだ。

これで道路面上にある泥土、塵、ゴミなどを文字通り「吹き飛ばす」。
やってみるとわかるが箒とは比較にならないパワーで、これが結局一番効率がいい。
その作業を「ゴミ」が路面上からなくなるまで何度でも何度でも続ける。
箒を併用することもある。
おかしいのはその「シャワー」を使って靴の泥や自分の身体を「きれいに」してしまう剛の者も\r
いるのだが、今年の夏は暑かったのでこういうのも時々見た。
その作業中は水が通行人や車にかかってはいけないから警備側ではそちらの注意を続ける。

逆にポンプ車や散布用器具がない現場では近くの水道からホースを伸ばし、それで掃除する。
この場合も道路の使用許可と同時に大体水道の使用許可もとってあるので問題はない。
水量・力の点で前の二つとは比較にならないので大変だが、ホースの先端を「つまむ」ことで
水の勢いを増し、フォローする。この程度の作業なら僕たちが任されることもある。

まぁ水の比較的豊富な日本ならではの光景なのかもしれないけど、「工事の掃除」において
「水」は重要で重宝されている、というお話でした。

*これを読んでいる皆さん、工事現場では作業員・警備員は「危険・被害がないように」
通行中の皆さんにお声をおかけする場合があります。いちいちうるさいな、と思われるかもしれませんが、
聞いてやってください。







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