Miles Davisの「Live Evil」を聴いた。
1970年録音。ライブ・テイク4曲とスタジオ・テイク4曲。
エレクトリック・マイルスはまだあまり聴いてないんですが強烈な作品が多いですね。
大所帯で音の洪水となって一斉に押し寄せてくるという感じで。
このアルバムではライブ・テイクの方がテンション高くて僕にはダレずに聴けて面白い。
なのでこっちの感想を。

ジョン・マクラフリンのギターはワウワウ・ギターっぽい瞬間もあって「あーやっぱりジミヘン好きだったんだね」
とも思う。
マイケル・ヘンダーソンのベースも暴力的なまでにファンキーだ。この二人がフロント・ライン。
ハービー・ハンコック、チック・コリア、キース・ジャレットがエレクトリック・ピアノ、オルガンで同時に
やっている曲もある。
ここでの役割はサウンドのベースを作り出すというもので、彼ら個人のアルバムでの姿とは全く違う。
キースのオルガンと彼のあげる(?)奇声が特に強烈だ。
ドラマー陣も豪華。バスバス叩いてる。
そこにマイルスを初めとする管楽器隊がソロを投入していく、という感じでまぁすごいノリですね。
普通に考えられてるJAZZのイメージとは違うと思います。
エレクトリック・シタールが入ってる曲もあるんだな。ジャケットもヒンドゥー教をモティーフにしているというし。
不気味な「Voice」が入っている曲が何曲かあるんでクレジットを見てみたら\r
Hermeto Pascoalというドラマーだそう。すごすぎ。

70年代マイルス強烈です。







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