フェラ・クティ、トリビュート盤
CD
「Red Hot+Riot」を聴いてみました。
これはフェラの息子フェミ・クティが全面的に関わってますね。
彼のバンド、ポジティヴ・フォースを中心に曲によってはジャズ・ミュージシャンのロイ・ハーグローヴやロン・ブレイクが加わるといった感じ。
この連中はディアンジェロやザ・ルーツ、コモンなどのフィリー系のネオ・ソウルの面々と以前から
組んでいましたよね。
ミシェル・ンデゲオチェロやアーチー・シェップもまた参加しています。
今回はそれに加えてナイル・ロジャースやマニー・マック（この人HIP HOP系の人らしい）が参加。バンド系の人とは合わないかな、と思ったんだけど意外にハマってます。
このアルバムはキーボード担当者が他にもジェイムズ・ポイザー（ザ・ルーツ）、ディアンジェロと豪華でしかも曲にばっちりハマってるんですよ。
歌の面ではフェラの元歌をサンプリングしていて結局それが一番強烈なんだけど、
すごいメンツ揃えてます。
ケリースやレス・ヌヴィアン、リース、ニッカ・コスタなどの女性シンガーから、ごひいきのラッパー、コモンなど。このあたりはフィリー系がらみでしょうか。
他にもブラジルのジョルジ・ベン、アフリカのシク＝ロなどなど。
メンツのことだけでもいくらでも続きそうなので、気に入った曲に移りましょう。
T-4.Shffering+Shmiling
ポジティヴ・フォースとタリブ・クウェリ（ラッパー）ががっぷりよつに組んだ曲。
ジョルジ・ベンのスキャットも彩りを添える。
Ｔ-6，7.Water Not Get Enemy
これはディアンジェロがフェンダー・ローズがよすぎ。フェミとメイシー・グレイのヴォーカルがうまく絡まる。
T-9.Tears+Sorrow
コモンの声が個人的に好きなので。
T-13.14.Zombie
ナイル・ロジャース、ブチ切れてます。いいです。
他にもアップ系のクラブ映えしそうな曲も何曲かありますね。
全体的にはすごくアップよりのイケイケな盤です。
SADEのRemixは原曲の方がいいかな。
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