「ジャッキー・ブラウン」をビデオでようやく観ました。
サントラはすごく好きでよく聴いていたけど映画の方観てなかったんです。
クエンティン・タランティーノ監督、1997年。
原作はエルモア・レナードの「ラム・パンチ」。

★あるHPからのストーリーの引用です。
ジャッキー・ブラウンはメキシコの航空会社に勤務する安サラリーのスチュワーデスだ。彼女は武器密売人オデール・ロビーの売った銃の金を国内に運ぶサイドビジネスを請け負っている。ある日、ジャッキーは待ち構えていた捜査官にオデールの金と身に覚えのない麻薬を発見され、逮捕されてしまう。保釈された彼女から足がつかないように口封じをしようとするオデール。そのオデールと捜査官の両方を出し抜いて大金を手に入れようと、ジャッキーはある作戦に打って出る。

ジャッキーを演じるのは70年代ブラック・プロテイション・ムーヴィーのスター、パム・グリア。
オデールはサミュエル・L・ジャクソン。他にオデールの相棒ルイス・ガラにロバート・デ・ニーロ。
二人の家に住み着いているコールガール、メラニーにブリジット・フォンダ。
ジャッキーに助言を与える中年男マックスにロバート・フォスター。

セリフの一つ一つや演技は面白いんだけど、それを一本にまとめあげる「芯」のようなものがないような気がする・・・。
デ・ニーロとブリジット・フォンダの醸し出す雰囲気、なんともだらしなくて面白い。
デ・ニーロが「3分しかもたない」という設定もまぁまぁ笑える。
対してパム・グリアとロバート・フォスターの「マジメな会話」もそれなりに見せる。
つーか二人の眉間の皺見てるだけで、なんか「演技」見たなって感じ。こんなんじゃ褒めてないか。
逆にサミュエルは「髪型が辮髪で面白いね」ってとこ以外あんまり突っ込みどころがないんですよね。
あ、最近「English Journal」で読んだインタビューによるとサミュエルはこの映画の撮影前は
本当にジャンキー(麻薬中毒患者)であの演技は半ば実体験に基づいているとか。
その後クリーンになったということですが。

でもこの映画の音楽はやはりいい!
ソウル好きな人ならもうとっくにチェックしてるだろうけど、ボビー・ウォマックの「Across The 110th Street」だけじゃなくて全曲いいですよ!







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