ケイコ・リーのライブの感想、続きです。

第二部

第1部がアコースティックのセット中心だったのに対し、ここからはプラグド・オン(英語だとplug in かな)。吉田さんのギターにはディストーションがかかり、渡嘉敷さんのドラムは8ビートでバシャバシャ叩く曲が多くなり、野力さんはキーボード(シンセ)でサンプリングした他の楽器の音も出す、と。生ピアノの曲もありましたが。

1.ピンク・キャデラック
最初はバンドのインプロから入ってソロもガンガン入る。盛り上がってきたところでケイコさんをコールし、彼女はへそ出しTシャツ&スリットの入ったパンツ(共に黒)という超セクシーな衣装で登場。最初から全開でとばす、とばす。
2.センチメンタル・ジャーニー
この曲は器楽曲だと思っていた。歌うのはものすごく難しそうだが、なんとかこなしていた。
ジャズ・シンガーとしての実力のすごさを目の当たりにした。ここではバンドもアコースティック。
3.ヒューマン・ネイチャー
マイケル・ジャクソンの曲でマイルスの晩年の愛奏曲。打ち込み多用の仕上がりでしたが、
やっぱCDで聴くより数段素晴らしかったです。
4.ソー・ホワット
で、これがマイルスの曲です。これは演奏陣燃えに燃えて、アドリブの嵐でした。まぁジャズっぽくはなかったですけど。
ケイコさんは奥に引っ込まれてまたも衣装換えでした。
5.イフ・イッツ・ラブ
ここからは服はよりラフに普通のTシャツ&ジーンズでした。
この曲はコンサートでは定番らしいですね。しっとりとした曲でした。
6.ウィー・ウィル・ロック・ユー
日産「ステージア」のCFソングとして有名なクイーンの曲ですね。ほとんど打ち込みサウンドですが、声の浮き上がってくる感じで救われてますね。かっこよかったです。
意外と歌うとこういう曲の方が苦労してるようでした。キーが実は合ってないのか?
それともジャズのスイング感を殺す感じの曲調ってかえって歌いづらいんでしょうか。
7.ナイト・アンド・デイ
スタンダード。野力さんのピアノの横に座っての連弾のシーンもありこのあたりなんかHぽかったぞ(気のせいか?)
歌の方も絶品でした。
8.ストリート・ライフ
ランディ・クロフォードの大ヒット曲。ものすごく勢いがある曲ですね。
バンドのテンションも最高潮で、特に吉田さんが観客をドンドンのせて一緒に
歌わせてました。僕もかなり歌ったな。気持ちよかった(笑)。ケイコさんが歌いだすと
聴かないのはもったいないので口は閉じましたが。
ノリノリで第2部終了。拍手はなりやまず、アンコールへ。

アンコール
1.卒業写真
ケイコさん、Tシャツは水色のに換えてました。すっかりリラックスしていて笑顔も全開でした。
この曲は彼女の弾き語りで全編英語だったんですが、最後のフレーズだけなぜか日本語に変えて歌ってました。
2.不明
この曲、ものすごく有名なディスコ・チューンだと思うんですが曲名が出てこないなぁ (^^;)
スタンディング・オベーションが起こり、そのまま手拍子はやまず、みんなで歌ってました。
会場の全員に楽しんでもらおうというバンドのメンバー&ケイコさんの熱意にみんなのせられたという感じです。
最後は彼女の全開の笑顔で(MCはほとんどなく、時折バンドのメンバーと雑談の声は入りましたが
歌以外での生声はほぼなかったのです)、フィナーレを迎えました。

ホールの雰囲気もよかったし、すごく楽しめたコンサートでした。
ただ行きかえりとも原チャリだったのは僕だけかもしれないな。
外は寒かったけど、それとは別世界のような素晴らしい時間でした。
つーかつい最近のことなのに随分忘れててちゃんと書けないのはなんともなさけないですね。







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