この日は「World Of Sence」(略してわるせん)のライヴを見に浜松町まで行ってきました。
Club Junk Box Tokyo Bay。なにげに2階席もあるスタンディング型のなかなかいいライヴハウスでした。

今回は「SUPER DYNAMITE BLACK MUSIC SHOW」ということで4つのバンドが出ていました。ソウル系のイベントだと言ってましたね。おめあてのわるせんはトリだったのですが、その前の3バンドもなかなか良かったので紹介。

1.Chiki Chiki Modern Groove Factory
これは例えて言うならブライアン・セッツァー・オーケストラ、クレイジー・ケン・バンドのような? ボーカル入りのファンキーなロックバンド。ホーン隊がすさまじい勢いで吹きまくってました。こういうの僕好きなんです。

2.Old Crow
普段はブルースをやってる女の子ボーカルのバンドでした。ロッド・ステュワート、ジャニス・ジョプリンなどもやったけど特にジャニスの「ムーヴ・オーヴァー」は好きだなぁ。

3.The Secret
60年代ソウルが好きでしょうがないという感じのグループ。すごくマニアックなカバーやってました(わからんけどソウル? っぽい)。ボーカルとコーラスの3人の女性はシュプリームスを意識してるようなしてないような衣装を着てました。これも踊れる演奏だったんですねぇ。

で、わるせんなんです。すごいとは聞いてましたがそれ以上の見事なまでのサービス精神。
最初にスライドでのメンバー紹介。被り物、カツラ(金髪、アフロ、その他いろいろ)でわらいをとりつつ、出てきたメンバーはなんとそのスライドのままの姿で! 
70年代の王道ディスコ・サウンドでただでさえ踊れるのに、「とにかくお客さんをのせましょう」な演出がテンコモリで。
お客さんをステージに乗せてのキーボード、聖アントニウス太朗さんによる「W」「O」「S」(わるせんの頭文字)のポーズ実践講座。垂れ幕に書いた早口言葉を言ってみましょうコーナー。「お客さん歌ってください」の素晴らしいコール&レスポンス。
バンドはホーン隊5人に男女のツイン・ボーカル(巨漢Mr.ZooにSexyあざらこさん)を前面にギター、ベース、キーボード、パーカス、ドラムス(リーダーのカムチャッカ松本さん)と総勢12人のファンク・バンドです。詳しくはわるせんのHPを参照。
ライブ中のメンバー紹介もこってりと愛のこもったものでした。

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SET LIST

1.オープニングSE(プロモーションビデオ)
2.オープニングダンス(1999わるせんバージョン)
3.イントロダクション(In the space〜What is hip?)
4.Kick’n back
5.Miracles
6.I wish
7.Tower of powerメドレー
・soul with a capital S
・only so match oil in the ground
・you can’t fall up (you just fall down)
・attitude dance
8.ダンス天国メドレー
・ダンス天国
・feel so good
・wipe out
・恋のダイヤル6700
・学園天国

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最近運動不足だったんだけどここぞとばかりに踊りました。歌いました。
めちゃくちゃ楽しみました。

会場ではバンドのメンバーの他にも以前タワー・オブ・パワーのオフ会(興味のある方は昨年の「9月7日」の日記を)で会った方々とも久々にお会いできました。TOPのフランシス・ロッコ・プレスティアの病気へのチャリティとなる「ロッコ基金」の活動は関係者の努力で順調に続いているそうです。

外へ出るとすごい大雨だったので早々に帰りましたが、面白かったですね〜。
うまく日程合わせて誰かと行ければもっとよかったんだけど、まぁ「壊れちゃった僕」を見られないですんだ、と前向きに考えましょう。

Club Junk Box Tokyo Bay(浜松町店)は惜しくもその後閉店しました。







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