読む本にはその人のこだわり、個性が出るだろう。
必要に迫られての本でない場合はなおさらだ。

僕の場合、ベストセラーにもそれなりに興味はあるけれど、
立ち読みしてみて最初の2,3ページでピンと来ない本は基本的に読まない。
というか読んでいても他のことばかり気になって全然頭になんか入らないのだ(子供か?)

今日も本屋に行って100万部突破したという話題の「世界の中心で愛を叫ぶ」(片山 恭一 )をチェックしたんですが、僕にとっては無縁な小説なようです。
主人公が年齢的にコドモなのはいいけど、その「ピュアなこころ」をいまさら
見せられても、という感じでどうにもいろんなトコロがかゆくなってきますね。
こういうのは若い人にまかせておっさんとしてはもっと
読んでて楽しいものにさっさと行くべきですね。

つーことで文庫本のコーナーにうつるとなにやら気になる本が。
「アタシはバイクで旅に出る」(国井律子 著 / エイ文庫)。

なんだか優香に似てなくもないカワイイ子が表紙。
それでその子がハーレーにまたがって日本全国を駆け巡り、
温泉、その土地のうまいもの、酒に興じる(翌日は二日酔いか?)という
オートバイ雑誌の人気フォト・エッセイだという。
なんでもこの人はバイカー達のアイドルだとも書いてあるが
ほんとなんだろうか?

文章もちょっと読み、すごく軽いし、あっという間に旅に連れて行ってくれるようで
すごい。まぁこのパーっと書いてしまうスピード感はバイク乗り
特有のものでもあるような気がするけど。

さらに文庫本とはいえ写真集「モーターサイクル・トラベリング・ガール」なるものまで。
なかなかわかってらっしゃる(←だからなにを?)

とりあえず写真集のほうは立ち読みで一瞥するだけで
もういいやという感じだったが、エッセイの方(現在3巻まで出てるらしい)は2冊買ってきました。

恥ずかしかったのでビジネス書(これも前から欲しかった「3分以内に話はまとめなさい できるひとと思われるために」(高井伸夫 著 /かんき出版)も一緒にレジに出したが。
この行動パターンもなにかを借りるときを思い出させるようで
微妙に恥ずかしいものが。

ということでお堅い技術書やビジネス書にまじってこんな本もたまには
読まんなきゃやってられないね、
という悲しい男の現実をなぜか今日は赤裸々に語ってみました。

う〜ん、まだ飲んでもないのにねぇ。

※ 後日確認したんですが「アタシはバイクで旅に出る」は3巻で完結。

同名のビデオ・DVDも出ているクニイリツコちゃんはマジにバイカーのアイドルらしい。
うちの掲示板の方でも現役ライダーのazabu713さんにも
「知ってます」と言われたし。







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