ラブストーリー
劇場鑑賞「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン監督の第2作。「韓国で250万人が泣いた」とのコピー。マジか?
ラブストーリー (2002年 / 韓国)
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監督・脚本 : クァク・ジェヨン
出演 : ソン・イェジン
チョ・スンウ
チョ・インソン
母と子2代にわたる「ある悲しい愛」の物語。
効果的に使われる小道具が手紙の代筆、傘とすっかりクラシカルな、まるで昔の日本映画を観てるような印象。使われてるクラシック曲がまたベタでしたが。
なかなかこういう風に直球で作っていやみじゃないというのは難しいですよね。
そういう意味でも韓国映画にはこれからも期待できる。
女子大生ジヘは派手な友達からさわやかなサンミン先輩へのラブレターの代筆を頼まれる。ジヘも密かにサンミン先輩をしたっていたが、二人の距離はなかなか縮まらない。
そんなある日ジヘは母のふるい日記を見つける。そこにはジヘの知らなかった母の鮮烈な「初恋」が記されていた。
ソン・イェジンが母ジュヒ、ジヘの2役を演じて、過去と現在が微妙に交差するという作り。
母篇では良家の子女だったジュヒが親から決められた許婚テス、そしてその親友ジュナとの関係。テスがジュナにジュヒへのラブレターの代筆を頼んで、というジヘ篇とちょうど逆の展開となる。
こちらでいい点は憎まれ役になりそうなテス(長身で、髪型がヘン、身体が弱くて朝礼の長い話でよく倒れる)がすごくイイヤツなところ。
このキャラ、イイです。
登場人物たちが全然イマドキでなく、純朴そのものの姿で、
泣き、笑い、その感情の高まり具合が、大人にも
忘れてしまった純な気持ちを思い出させてくれるようで、
なかなかこういうのもいいものですね。
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