「レジェンド・オブ・メキシコ」観てきました。
初日でしたが、大体8割ぐらいかな。前のほうの席以外はけっこううまってました。
で、出来は~、なかなかでしたね。
かなりブラッディーな展開でしたが、ロドリゲスならではの
ユーモラスな感覚はやはり得がたいものがありますね。

desprado.jpg

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監督・脚本 : ロバート・ロドリゲス
出演 : アントニオ・バンデラス
ジョニー・デップ
サルマ・ハエック
ウィレム・デフォー
ミッキー・ローク
エヴァ・メンデス
ダニー・トレホ

たった1人で2つの町を始末した伝説の男、エル・マリアッチ(アントニオ・バンデラス)。その噂を耳にしたCIA捜査官サンズ(ジョニー・デップ)は、この国で起ころうとしているクーデター計画を潰すため、マリアッチに将軍マルケスの暗殺を依頼する。

エル・マリアッチもの3部作の完結篇。
バンデラスとしても本領発揮の感があるけれど、「ギターを抱いた渡り鳥」ならぬ伝説の殺し屋はあいかわらず、やること雑! ほとんど体技と気合だけでどんな難関も乗り切るさ~。
というかジャンプしながら撃つ、そのかっこよさだけで
「勝った」と思ってるんだろうね、製作陣。
そのノリ、好きです。

前作で出てきた「最愛の恋人」サルマ・ハエックはマルケス将軍の愛人で将軍の命令で殺されてしまったという設定。マリアッチの脳裏には彼女との幸せな思い出がよぎるが、いや~情熱だね、ラテンだねという感じ(意味不明)、とにかくフラメンコ・ギターかきならしまくりなのである。
その例のギターマシンガンも健在だし、相棒のガンマン2人もキャストこそ代わっているものの再登場。

今回の売りである、デップ。
ちょっとやぼったい野性的なマリアッチに対して、
全身を漆黒のスーツでかためた彼はあくまでスタイリッシュ。
非常に残酷な側面をサラっとみせるが、それがまたかっこいいんだ。
ある意味で完全に主役を食ってしまうシーンがあるけど、
この映画を観に来る人の半分以上はデップを観に来るんだろうから(?)
いいのかな。

で、アクションなんですが、今回も「撃たれたら飛びます」
気持ちいいぐらい思いっきり。
マンガなんだな、と思えば腹も立たないのでそういうものだとして
楽しみましょう。
それにしてもヴァイオレンス描写はあいかわらずです。
なんというか「殺す」ことに迷いがないんだよな。

今回はクーデターということで集団の暴力シーンがあるんですが、そこも
なかなか壮絶でした。
ちょっと「ギャング・オブ・ニューヨーク」に近いノリがあるかもね。

バンデラスとデップのセクシーさに対して、敵役のウィレム・デフォーや大統領役のエンリケ・イグレシアスが今ひとつ魅力が足りなかったような気がするけど。それはいいっこなしかな。

それから予告では目立ってるミッキー・ロークとエヴァ・メンデスはけっこう出番が少ないです。
終盤、デップ・ファンにはショッキングなシーンが!
それでもかっこいいんだけどね。

と、観た直後の興奮状態でそのまま書いてしまいました。







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