「できる男」の口説き方―銀座ママが教える
ますい さくら

発売日 2004/03
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「銀座ママが教える「できる男」「できない男」の見分け方」の大ヒットで急激に売れっ子作家の仲間入りを果たした著者。

ちょっと読んでみて売れる理由も分かりました。
この人、苦労人なだけあって、話の運び方にムダがないし、なんか「叱ってください」モードに入っちゃうというか(笑)、そんな感じ。
美人に叱られたい男性が買っていると、読みました。

この本では「口説く相手」が
1.女性
2.会社などでの取引相手、上司、同僚、部下
と大きく別れてます。

まず女性篇で面白いのは銀座ママをしているからこそ出合った「こんな男にはくどかれたくない」篇。
やたらと会話に英語を使いたがってそれが板についてない男が最悪だそうです。
お金のことではなく精神的に「セコイ」真似をすると一番ひくとか。
このあたりはメモですかね(笑)。

後者のビジネス篇の方が分量が多くて、しかも内容的にも濃いです。
同じような年齢でも社会の上の階層の人と多く付き合う女の人はまた全然違う世界を見てるんだな、と感心しきり。

・ささいなもてなしで大きな利益を得る
・一人よりも共同体で人は動く
・役職の上下で分け隔てなく会話でき、コミュニケーションが図れないようでは会社としては生き残れませんね
・新規の出資や投資をしてもらうときには夢を買ってもらう
・正当性よりも頭を下げて口説く
・相手の立場を尊重しつつ、意見を伝える
・言葉では、すべては解決しない

なんかすごく「しっかりしろよ~」と叱りつけられた気分ですが(笑)。
こういう「おもてなし」の出来る人のいるお店には
ちょっと気をひかれますね。
まぁ銀座で遊ぶのはまだ10年早いとは思いますが。

(読了日 2004/03/10 )







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