「冬のソナタ」の感想を書いています。
最近はむしろこれ目当てに見るように逆転して来てますね。

僕は初めて見てその状態で書いてますのでディープな「冬ソナ」ファンの方から見れば「ちがうよ〜」ということも多いかと思いますが、お手柔らかにお願いしますね。

第6回「忘却」のあらすじと感想です。

【あらすじ】

酔っ払ってミニョンの部屋に運ばれてきたユジン。
目覚めてミニョンに「メガネをとってみて」と要求する。

メガネをとったミニョンはあまりにもチュンサンにそっくりだったので、
思わず「チュンサンなのね。どうして今まで言ってくれなかったの」と発作的に抱きしめてしまう。

ミニョンはチェリンから聞いていた通りの行動に冷たくユジンを突き放す。

「僕はミニョンですよ。君の『初恋』がこんなに安っぽいものだとは思わなかったな」

冷たい言葉にユジンは思わずミニョンの頬をはたく。

スキー場の工事が始まった。
打ち合わせに遅刻したユジンはミニョンに前日のことを「お酒の上のこと」と詫びる。

ミニョンは「あなたは酔っているようには思えなかった。仕事には影響のないようにしっかりとお願いしますよ」と経営者の顔に戻って釘を刺す。
ユジンも「今後お仕事以外のことではお会いしないようにしますから」と答える。

ルームメートのチンスクとユジン。
ミニョンの話から再びチュンサンの話になる。
「チュンサンのことはずっと忘れようとばかりしていたけど、忘れられなかった。時々チュンサンの話をあなたにしてもいいかしら。サンヒョクに言うのは申し訳ないから」

突然ミニョンの部屋に現れるチェリン。スキー場行きの準備のためにいろいろ買ってきたのだ。
この間のユジンの様子を話し、「本当に僕に似てる人っていなかったの?」と尋ねるミニョン。
チェリンはとっさに涙を浮かべ、ごまかすが、一人になるとユジンへの対抗心を露にし、またなにか考えている様子。

サンヒョクとスーパーに買い物に行くユジン。
ミニョンとのことも一旦スッキリし、サンヒョクは車中で「がんばれよ」とユジンを優しく抱きしめる。

スキー場の工事現場へ。
ポラリスからはユジンとチョンアが。
チェックインするとマルシアンのキム次長がミニョンも含めた4人で「お茶でもどうです」と持ちかけるが、ユジンは「体調が悪いから」と断る。

お茶の席でチョンアはタロット占いをしてみる。
次長に続いて渋るミニョンを占うが、出てきたカードは「フォーチュン」。
「『運命の人』が近づいてきている。このカードを次に引いた人があなたの『運命の人』です」

現場の顔合わせ。
昼間から酒を飲んでいるベテランのキム班長という作業員が
「女の下では働けねえな。俺は28年も現場に出てるんだ」
とゴネ始める。
マルシアンの人たちは心配し始めるが、ユジンはキム班長をどなりつけ、
その場は収まる。
実はキム班長はユジンがこの業界に入った頃に「現場の厳しさ」を教え込んだ人物で、これは彼なりの「あいさつ」だったのだ。
そのまま顔合わせは宴会となり、ユジンはカラオケで場を盛り上げる。

チェリンがスキー場にミニョンを追って突然現れる。
チェリンに聞かされていたユジン像と実際のユジンのあまりのギャップにとまどいを感じていたミニョンは、改めて問いただす。

チェリンはまたもすごいウソをつく。
ユジンに「ミニョンさんから誘惑された」と聞かされたというのだ。
更に「ユジンのこと本当は気になってるんでしょ」と追い討ちをかける。

キム班長が酔っ払ったまま外で寝込んでしまい、凍死寸前になったということが大騒ぎになり、これを問題視したマルシアンは彼を解雇することにした。
ユジンはキム班長のことをとりなそうとミニョンに頼み込むが、ミニョンは「会社としてはこういったことは許すわけにはいかない」と拒否する。

キム班長と一緒に自分もやめさせて欲しいと逆上するユジン。
ミニョンはユジンが感情的になりすぎだというので、それをいさめるが、
「あなたは今までに人を愛したことがありますか。」と
意味不明な答えを返されて言葉につまる。

ユジンは母親に電話する。
15年目に亡くなった父のことを今でも思い出すかと聞き、
「当たり前のように覚えてる」
ということを聞かされ、なぜか安心するユジン。

チョンアのタロット占い。
ユジンは「フォーチュン」のカードを引く。

キム班長の解雇は取り消しになった。
ただミニョンは打ち合わせのため一旦ソウルに戻ったという。
拍子抜けするユジン。

サンヒョクのラジオ局。
元気のないサンヒョクを気遣って上司が「1日休ませてやるから恋人のところに行って来い」と声をかけてくれる。

チェリンのブティックを訪ねるミニョン。
チェリンとチンスクの会話を立ち聞きしてしまう。
「チュンサンのことはミニョンには絶対言わないでね」

ミニョンはチンスクをつかまえてことの次第を問いただす。
「しゃべりすぎ」のチンスクはミニョンが既にチュンサンのことも知っているのだと勘違いして、すべてをしゃべってしまう。
ユジンにはチュンサンという恋人がいたが亡くなってしまったこと。
チュンサンとミニョンはうりふたつであること。
チェリンはチュンサンに片思いしていたこと。

これで今までのユジンの不自然な言動、態度のわけがようやく腑に落ちたミニョンは彼女に会おうと急遽スキー場へと戻る。
ホテルのユジンの部屋を訪ねたが、ちょうどそこにはサンヒョクが来ていた・・・。

【感想】

今回はユジンのキャラが大分浮き彫りになってきましたね。
スキー場の出張に行くということでスーパーでサンヒョクと買いだめをするんだけれど、自分のためではなくて料理をしないチンスクのため。チゲを作るたびにチュンサンを思い出していたというセリフも出てきて、どうもユジンは料理は好きらしい。ユジンのお母さんも実直そうな人だし。

キム班長とのやりとりや宴会のシーンで露になるのは、ユジンが建築の現場にどうやって入っていったか。現場の人たちの輪の中に「素」で入っていくことで受け入れられたということで、かなりいいキャラですね。チェリンの言っていた「友達の彼氏を欲しがる女」という像とのギャップにミニョンはとまどうわけです。

ただ前回でもひどかったけれど、お酒に酔って「言ってもしゃあないこと」をわめくのは迷惑だし、致命傷になりかねないので自重した方が良さそうですね。もっともそうなってしまうとドラマにならなそうですが。

お話的にうまいなと思うのはつきあってるはずのチェリンよりもユジンの方が先にミニョンの部屋に上がってしまうこと。

タロット・カードの占いではミニョンの前に現れる「運命の人」(フォーチュンのカードを取った人)はユジンと出るのですが果たして・・・。

予断ですがキム次長は今回もスキー場に仕事なのにグラサンで現れるなどやってくれました。個人的にはツボです。ポラリスのチョンアともいいコンビだし。
このあたりやチンスクが出ていないとドラマとしてはかなり窮屈ですね。







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