日比谷野音、ジャパン・ブルース・カーニバル
EVENT午後から銀座まで出て、日比谷公園、日比谷野音へ。
今日は「ジャパン・ブルース・カーニバル 2004」なのだ。
去年ジョンリーフッカーさんに誘われて行ったこのイベント、今年も行きました。(2003/5/25の日記参照)
今年で19回目を迎えるブルースの野外フェスタです。
大阪、名古屋、川崎ときて今日が最終日です。
ちょっと雨が心配だったのですが・・・。
[出演]オーティス・ラッシュ/ザ・デレク・トラックス・バンド/近藤房之助 & His B and O/BLACK BOTTOM BRASS BAND,ゴトウユウゾウ・バンド
オープニングはゴトウユウゾウさん。彼はこのイベント司会者で、「関西弁で(英語を訳して)ブルースを即興で作詞して作る」人です。小太りで髪型も強烈。
相方であるブルース・ギタリストのカメリア・マキさんは小雪にちょっと似た長身美人。この人全然しゃべらないんですがゴトウさんに「しゃべってる間伴奏つけてて」といわれたらその間ずっとブルースのアドリブしてます。めちゃうまです。
今回もこのバンドがつかみの3曲をやって本編へ。
2番目はBLACK BOTTOM BRASS BAND。
かなりメジャーなバンドだそうです。
が、ライブでは「客をあっためること」(今日はけっこうほんとに寒かったです)に命をかける熱いバンドです。
トランペット、サックス、トロンボーン、チューバと管楽器が並ぶ様はちょっと東京スカパラダイス・オーケストラっぽいですね。
まるで「祭囃子」のようなイントロから「これがセカンドラインのノリ方です」(セカンドラインというのはニューオリンズ・ファンク独特のノリ方)とお客とのコール&レスポンスを始める。
だんだんあったまってきて終わる頃にはHotでした。
3番目は近藤房之助 & His B and O。
近藤房之助さんもブルースのアーティストとしては大御所、しかも人気者。
今回も「Many Livers To Cross」などブルースのスタンダード・ナンバーをたっぷりと披露してくれました。
派手な部分は派手だし、くつろげる大人のステージ。
4番目はデレク・トラックス。
オールマン・ブラザーズ・バンドのドラマー、ブッチ・トラックスを叔父に持つスライド・ギタリスト。現在のオールマン・ブラザーズ・バンドのセカンド・ギタリスト。
ゴトウさんも「こんな若いすごいヤツいれるからバンドも長続きする」と言ってました。
この人うますぎですよ〜。
ズブズブとストレートなブルースに入っていき、聴き応え充分だったんですが、
このあたりから雨がポツポツ降ってきまして、正直寒かったです。
ラストが今回のメイン、オーティス・ラッシュ。
現在のブルースを築いた一人「Living Legend」です。
ただ今年脳梗塞でヨーロッパ、アメリカ・ツアーをキャンセルするなど本調子とは程遠い姿での来日となりました。
彼が出てくるまでの3曲はカルロス・ジョンソンが見事にこなしてましたけど、御大は手をひかれて歩くのも大変そう・・・。
声のハリはそれなりにありましたが、ギターはほとんど弾いておらず、見てて痛々しかったです。
アンコールは全員でのジャムセッション。
真っ暗になるまでのブルースの夕べは終わりました。
帰りもジョンリーフッカーさん達としゃべりながらでしたが、好きな音楽が共通してると盛り上がりますね〜。
お弁当やビール、おいしかったです。
また遊びましょう。
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