「冬のソナタ」の感想を書いています。
最近はむしろこれ目当てに見るように逆転して来てますね。

僕は初めて見てその状態で書いてますのでディープな「冬ソナ」ファンの方から見れば「ちがうよ〜」ということも多いかと思いますが、お手柔らかにお願いしますね。

「冬のソナタ」第9回 「揺れる心」 のあらすじと感想です。

【あらすじ】

ユジンを受け止めたミニョン。
スキー場へと戻る車中でユジンは寝てしまうが、彼は
「あなたが僕のことを好きだと思ってもいいのかな」と一人問いかける。

空港に降り立った女性はピアニストのカン・ミヒ。
マネージャーがスケジュールを確認するが、「今日は空けといて。プライベートで用事があるから」と一言。

彼女はチュンサンの母親だった。彼の部屋のピアノをなで感傷にひたる。

キム次長がミニョンをからかう。
「昨日はどこへ行ってたんですか? ユジンさん、今日は現場でも元気なかったですよ。ケンカでもしましたか?」

ユジンはやはり落ち込んでいるようだった。
ミニョンはコートのフードをかぶっておどけて彼女を笑わせようとする。
ユジンのマフラーを直してやりながら、優しく語りかける。

「人生には分かれ道に立つ瞬間があるでしょ。こちらにいくべきか、向こうにいくべきか。
決められないときは手を引かれた方に行くのがいい。こんな風に」
雪の中を手をつないで歩く2人。

ユジンの部屋。サンヒョクから電話がかかってくる。
話し合う2人。
「あの日はどうかしてたんだ」と謝るサンヒョクにユジンは結婚を考え直してもらいたいと申し入れる。この間のことだけじゃなくいろいろ考えてのことなのだ、というユジンにサンヒョクは「ミニョンさんのせいなのか?」と次第に興奮してくる。いたたまれずユジンは席を立つ。

ユジンはミニョンと話し合う。
「サンヒョクもミニョンさんも選らばない。これが私の『選択』です。」
ミニョンはちょっと考えて
「それは選択じゃなくて、放棄ですよ。」
と反論するが、あとでそのことを1人考え、落ち込む。

スキー場でのコンサートがいよいよ近づいてきた。
準備のためやってきたサンヒョクは
「僕は『人の女』を取るような道徳にそむくことは決してしない。それに自分のものは守り抜きますよ」
「ユジンが好きなのはチュンサンだ。それを利用してユジンをたぶらかさないでください」
とミニョンを挑発するが、ミニョンは「それはユジンさんの決めることだ。僕は何かを利用して女性に近づくようなことはしない」と大人の余裕を見せる。

ホテルの内装の現場。
サンヒョクが現れ、作業中のユジンに対して強引に夕食の約束をとりつける。

食事に行く2人。一緒に来ていたDJのユウさん(サンヒョクの先輩に当たる)にユジンを紹介する。ちょうど食堂にはミニョンとキム次長も来ていたが、そちらに見せ付けるかのようにユジンとの結婚について「近々日取りを決めます」と1人で勝手に話を進める。
いたたまれずミニョンと次長は席を立つ。

食事の後。
ユジンは怒っている。
サンヒョクは先ほどの話をなしくずし的に既成事実にしようとするが、
ユジンは「無理はしないで」「結婚を白紙に戻すという私の決意は変わらないわ」
と断る。
サンヒョクは怖い顔になり、「それを認めることはできない」と。

出て行くユジン。走って追うサンヒョク。
追いついて抱きつこうとするサンヒョクに
「離してサンヒョク。そんなことはできないわ」と拒絶。
サンヒョクは泣きそうな顔で「僕のことを愛してなくてもいいんだ。
だって今までもそうだったんだから」
と最悪の言葉を口にする。
さらに「何が原因なんだ。ちゃんと納得できるように説明しろ」
とユジンを責め、もみあう。

そこにミニョンが現れる。
ユジンから離れるように言い、つかみかかってくるサンヒョクに対しても
「僕を殴って構いませんよ」と引かない。

以前出た道徳の話を皮肉って
「『人を殴っちゃいけない』とでも教わりましたか」と嘲笑する。
サンヒョクは昔チュンサンにも同じようなことを言われたことを思い出し、
力が抜ける。

それぞれ思い悩む3人。

サンヒョクの父が自宅で新聞を読んでいる。
カン・ミヒが10年ぶりに帰国したとの記事に目を細める父。
そこにサンヒョクから電話が。
スキー場でのコンサートに父と母も来て欲しいとのことだった。

ユジンとミニョン。
この間の話を受けて。
「(ユジンさんは)いい人すぎるんですよ。
それが逆に周りの人を苦しめてしまうこともあるんですよ」
とユジンの優柔不断ぶりをやんわりとたしなめ、
「ハッキリした方がいい。あなたがどんな選択をしても僕は味方ですから」
と力強く微笑む。

ちょうどそこへサンヒョクの父と母の車が到着する。
ミニョンの姿を見た父は思わず「チュンサンだろ」と声をかけてしまう。
「よく間違われるんですよ」とミニョンは軽く受け流す。
母はミニョンとユジンが2人でいたことに気を悪くし、疑いの目を向ける。

チンスク、ヨンゴク、チェリンがユジンの母を連れて車でやってくる。
皆、サンヒョクが呼んだようだ。

チェリンはミニョンの部屋へ。
こわばるミニョンに「(今回は)友達として来たんだから」と言い、
「どう望みどおりになってうれしい? ユジンとはうまくいってるの?」
と問う。答えられないミニョン。
チェリンは「コンサートには行くんでしょ。今日はもしかしたら面白いことが見られるかも。」となんだか不吉なことを言う。

ホールでのコンサートが始まった。
サンヒョクの母は財布を部屋に忘れたことに気付き、戻ろうとする。
ちょうどユジンがミニョンに借りたマフラーを返そうと首に巻いてやろうとしていた。
その親密な様子を見、「やっぱり。そうだったのね。何て子」と
舌をかむ。

仕事が終わって、ミニョン、ユジン、キム次長、チョンアが建物から出てくる。
サンヒョクが待っていて、「ぜひコンサートに来てください」とミニョンのことも誘う。

会場。
母親が来ていることを知らなかったユジンは驚きつつも、喜んで席に着く。

コンサートは進み、DJのユウがコンサートのプロデューサーであるサンヒョクを紹介する。この企画が婚約者のためでもあると会場をわかせ、そのユジンにも壇上に上がるように呼びかける。

ユジンは嫌がるが会場の空気に押されて壇上へ。
2人へのインタビューと称するものが始まるが、「いつ結婚するの」という質問に
サンヒョクは「結婚は来月です」と一方的に喋ってしまう。

目の前でそれを見ていたミニョンは出て行くが、しばらくしてキム次長が呼びにくる。
「どうも中で問題が起きているようです」

サンヒョクの母が皆の前でユジンを詰問していた。結婚は許さないとお冠だ。
「あなた本当にサンヒョクのことを愛してるの?」
父は「失礼じゃないか」と止めるが、
母は現れたミニョンに「ほら、あの人、私見たのよ!」とますます興奮。

話に割り込んでくるミニョン。
「もし僕のせいでしたらそれは誤解です。ユジンさんはなにも悪いことはしていませんから」

サンヒョクはその態度にまたもキレ、
「出て行け! 出て行けと言っているんだ!」
とミニョンにつかみかかる。
ユジンは泣きながらサンヒョクを止め、
「私、結婚はできませんから」
と出て行く。
ミニョンが追う。

ぶるぶる震えるユジンをミニョンは優しく抱いてやる。
「君を離さない。これからは僕の言うとおりにして」

2人は車に乗ってスキー場を出て行く。
サンヒョクがあわてて「ユジン!」と叫ぶが、聞こえた様子もない。

「うちの別荘なんだよ」
ユジンを案内した先のコテージのドアを開ける。
中には1人の女性が。
カン・ミヒだった。

【感想】

サンヒョクのはもう愛じゃないですよね。
単なる「妄執」と化していて見ていて痛々しいし、早く目が覚めて欲しいという悪夢のような言動、暴力。
周りの人も彼の暴走に何も言えないでいますが、
ユジンやミニョンでなくても彼の行為は「わかる」「許せる」レベルを
超えてしまっているような気がするんですけど。

韓国とは文化的にまだ異なる部分があるのかもしれないけれど
「愛のない人」と無理に結婚してもいい方向には行かないと思う。

まぁこのあたりは来週も出てくるでしょうね。

サンヒョクの株が暴落するにしたがって、ミニョンはどんどん「イイセリフ」を連発。女性ならこう言って欲しい、(なかなか言えなそうな)ことをさらさら〜と言ってしまい、このあたりが「ヨン様ブーム」の火付け役になったのかな、と男の僕でも思います。
それとこのドラマのピアノ曲の使い方、風景の撮り方はあざとすぎる気が依然としてするんだけど、これも人気の秘密なんだろうね〜。

で、こんなところにも(笑)。
ミニョンのボーダー・ファッションは赤いウェアにボードも赤基調となかなか派手です。誰も突っ込んであげないけど(笑)。
スキー場は寒さ半端じゃないよ、ってことで他の人は地味な防寒着っぽい服着てますよね。

ドラマとしては盛り上がってはきてるんでしょうが、
陰惨な展開で個人的にはどうなのかな〜、と。
来週以降観るにしても感想をこのボリュームで書けるかは微妙です。

【今週のキム次長】
・チュンアと自分を「王子様とお姫様を見守るじいやよばあや」にたとえるなど、ミニョンとユジンの関係を面白がりながらも温かく見守ることにした模様。ついでにチュンアさんとも個人的に進展があったら面白いのだが。
・レストランで。まくしたてるサンヒョクにあきれ、「ユジンさんの婚約者こわいですねぇ、一杯やりますか」とこぼすが、1人になりたがるミニョンにまたも断られる。
脇役とはいえかわいそうな部分もありますね(笑)。

今回あたりからまた第1回のときのように率直な感想に戻しています。
ファンの方、「こういう見方もある」程度で
あまり深く考えないでくださいね。お願いします。

アクセス数の伸びと他の楽天のサイトでの「冬ソナ」加熱ぶりに
「率直な感想を書くとマズイかなぁ」というのがあったんですが、
ここから元に戻しました。ボリュームとしては変わらないですけど。

そうしたらアクセス数しぼんだんですね(笑)。
世間とはそういうものだと学びました。







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