今日も暑かったですね~。
映画館の方が涼しいよね、という安易な理由で映画に行ってきました。
昨日「テッセラクト」を観て中途半端な出来にゲンナリ気味だったので
「なんも考えなくていい」大ヒット映画「デイ・アフター・トゥモロー」にしました。

そういう意味ではこれねらい通り。あ~スッキリした。

デイ・アフター・トゥモロー (2004年 / アメリカ)

day_after_tomorrow.jpg

画像クリックで公式サイトへ

製作・監督・脚本:ローランド・エメリッヒ
製作:マーク・ゴードン
出演:
デニス・クエイド
ジェイク・ギレンホール
イアン・ホルム
エミー・ロッサム
サラ・ワード

(あらすじ goo映画)
二酸化炭素の大量排出に伴う地球温暖化が深刻化する中、古代気候学者のジャック・ホールは、自らの研究結果をもとに大規模な気候変動を予測し、学会で注意を呼びかける。それから数ヵ月後、世界各地が前例のない異常気象に見舞われる。巨大ハリケーンがLAを襲い、大津波がマンハッタンを呑み込む。ジャックの仮説が予想外の早さで現実となったのだ。ジャックは人々を南に避難させるよう合衆国副大統領に進言するが、政府は事態の深刻さを理解しない。やがて気温が急激に下降し始め、北半球は氷河期に突入してゆく…。

いわゆる「ディザスター・ムーヴィー」(災害モノ)ってヤツだよね。
監督が「インディペンデンス・デイ」のローランド・エメリッヒってことで当然そのあたりは期待してしまうわけだ。

そのあたりは期待通り。
南極の氷が氷解し、東京には氷の塊が降り、LAは巨大ハリケーンで崩壊し、更にニューヨークは大津波に襲われる。ハリウッドの看板はひしゃげ、ニューヨークの自由の女神は大津波で冠水してしまうけれど、このヘンってもうこのテのだとお約束ですよね。

「あっちから大波が来ますよ~。車が跳んできますよ~。
というか普通死ぬでしょう。」
という展開に当然のごとくなるんですが、そのあたりの映像の迫力は抜群です。金かかってます。

凍りついたニューヨークは絵的には面白かったですね。
そこにたどり着くまでの様子が「人力大冒険」と化してしまうのもまぁまぁ。

ま、ストーリーはマジメに考えるのがばかばかしくなるようなものなので。。。
そういえば小学生の頃、「地球は壊滅する」っていうムックを読んだような気がするんですが、それと変わらないレベルです。
地球温暖化のことが気になったらもうちょっとちゃんとしたソースを調べましょうね♪

ディザスター・ムーヴィーでもう1つ重要なのは「戦う意味」。
1人1人のキャラクターがどれだけ描けているかです。

一応主人公らしい気象学者のデニス・クエイドと彼の息子ジェイク・ギレンホールが中心となって進めていきます。

ジェイクが「高校生クイズ」(?)のためにニューヨークを訪れていて、父としては災害対策の立案者なのに息子のためにニューヨークまでサバイバルなんです。このとき南極のときとほとんど変わらない装備で行きますよね。なんだか楽しそうと思うのは僕だけでしょうか。。。

息子の方も父から「そこから動くな。気温が低下して戸外に出たら死ぬ」と警告されて、避難先の図書館に立てこもりを決めるんですが。
一緒にいた人はほとんど郊外への脱出を試みて、「助かるもの、助からないもの」の差がハッキリ出てしまうんですよね。
いつも思うんですがディザスター・ムーヴィーだと「画面に登場しない」膨大な犠牲者のことは「考えないようにしよう」って感じです。

息子はこの「最大の危機」でガールフレンドに自分の気持ちをようやく伝えることができる。

守るものがあることで示される人間の強さ、ってことでこういうのがなかったら、見ててキツかっただろうなぁ。

本当の意味での「悪人」が1人も出てこない。
敵となるのはあくまで圧倒的な強さを持つ自然ということでも
王道的な映画です。

2時間ちょっととそんなに長くはなかったこともあり、充分合格点の映画でした。







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