「冬のソナタ」の感想を書いています。
最近はむしろこれ目当てに見るように逆転して来てますね。

僕は初めて見てその状態で書いてますのでディープな「冬ソナ」ファンの方から見れば「ちがうよ〜」ということも多いかと思いますが、お手柔らかにお願いしますね。

「冬のソナタ」第14回「二度目の事故」のあらすじと感想です。

【あらすじ】

ホテルのミニョンの部屋の前。
どうしてもブザーを押せずにその場を立ち去るユジン。

翌朝。
マルシアンの理事室でキム次長がミニョンに対してボヤいている。
どうしてもお別れを言い出すのが照れくさい次長だが、
ミニョンは「お元気で」と決意は変わらない。

ミニョンは誰にともなくつぶやく。
「ようやくわかったんです。
今思うと僕は一つ一つ覚えておきたいことが多かったんです。
バカだなぁ」

ポラリスの事務所。
ユジンが荷物を取りに久々に出社していた。
チョンアはミニョンから渡されたものがあるとユジンに言う。
「お別れのプレゼントなんじゃないの?」
ミニョンがアメリカに帰ることを知らなかったユジンはそれでも
平静に荷を開く。
「はじめて」という曲が入ったCDだった。

「はじめて」はチュンサンがユジンに弾いた曲だった。
ミニョンの手紙も入っていて
「チュンサンのようにテープに録音はできなかったけど・・・
どうしても渡したかった」
と書いてあった。

これはチュンサンしか知らないはずなのに、どうして。
ユジンは本当にミニョンがチュンサンであったことにようやく気付いた。

「今日12時の飛行機でアメリカに発つのよ」

ユジンは空港に向かった。

空港。
ミニョンを探し続けるユジン。見つからない。
ミニョンは1人時間をつぶしているが、搭乗ゲートへ向かう途中
幼い少女の靴が脱げてしまったのに気付き、はかせてあげる。

ミニョンの脳裏に少女の幻影が現れる。
以前にもこんなことがあった。あれは・・・。

「チュンサン!」

ユジンはようやくミニョン、チュンサンを見つけた。
「チュンサンだったのね。そうだったのね。」
興奮したのか倒れこむユジン。支えるミニョン。

ホテルのミニョンの部屋。
ミニョンはユジンに「どんなことでも話してください」と呼びかける。

「こうしてチュンサンと呼びかけるのが夢だった」
とユジンは思いのたけを吐露する。
10年前の事故の日「約束」したのに来なかったチュンサンを
ずっと待っていたことも。
「約束? 僕がしたんですか」
「記憶、本当にないのね」
高校時代の一つ一つの思い出を語るがミニョンはなにも覚えてない。
「ごめんなさい」
「悪いのはチュンサンよ。生きてたくせにわたしを忘れるなんて。
わたしは一つも忘れてないのに」
抱き合う二人。

チンスクが寝ているサンヒョクを電話で起こす。
ユジンがまだ帰ってこないのだという。

ユジンとチンスクのアパートにあわてて来たサンヒョクに
ミニョンから電話がかかってくる。

「彼女はここにいます」
サンヒョクはとっさに
「ユジンは(ミニョン=チュンサンであることを)知ってしまったんですね」
と確認するが、ミニョンはそれでもアメリカに帰るつもりだという。
ただ今夜だけはこのままそっとしておいてくれないか、と。

死んだような表情のサンヒョク。
ヨンゴクもやってくる。心配そうな二人にサンヒョクは
「ミニョンさんはチュンサンなんだ」とついに告白する。

翌朝。
寝ているユジンを残して出て行くミニョン。

起きたユジン。
ミニョンの置き手紙を読み、慌ててホテルから出て行く。
サンヒョクが迎えに来るが、「離して。お願いだから離して」
と振り払う。

通りの向こうを行くミニョンを見つけたユジン。
車の通りが激しいが夢中で車道を行く。
バスがやってきた。
ミニョンはとっさにユジンをかばって突き飛ばした。
そして轢かれた。

病院。
ミニョンは集中治療室に運ばれる。
ユジンは医者に「命に別状はないんですよね?
この人大丈夫なんですよね?」とつめよるが、
脳を打っているとのことで予断を許さない状況だ。

サンヒョク、チェリン、ヨンゴク、チンスクがやってくる。
チェリンは動かないミニョンにすがりつき、わめく。
事故がミニョンがユジンをかばったためと知ったチェリンは
「あなたってひどい人ね。チュンサンだけでなくて、ミニョンさんまで」
となじるが、ユジンは「こうやってチュンサンを取り戻せてうれしいわ。
こういう答えで満足?」
と錯乱したようなことを言う。

皆が帰った後、サンヒョクはユジンと話し合う。
「こわいの。ものすごくこわいのよ。
このままチュンサンがもし助からなかったらと思うと」
サンヒョクは「かなわない」と思ったのか
「君がそんなんじゃ看病だってできないだろ」
ときちんと食事をとるように言う。

病室。枕元で呼びかけるユジン。
「ねぇチュンサン。
わたしこわがらないことにした。
もうあなたから2度と離れないからね。」

カン・ミヒが病室に現れる。
ユジンは事故の原因を語り、詫びる。
カン・ミヒは「チュンサンのお母さん」と呼ばれたことに逆上し、
「今更ミニョンがチュンサンのことを思い出してなんになるの?」
とユジンに帰るように命令する。

「お願いします。そばにいさせてください。」
ユジンは引き下がらなかった。根負けするカン・ミヒ。

病室で寝泊りし、何日もミニョンの世話を続けるユジン。
雪が降ってくる。

お見舞いに訪れたサンヒョク。
ミニョンがチュンサンであることを隠していたことを謝る彼に
ユジンは「もう過ぎたことだから」ととりなす。
だがもし彼が死んだら、という言葉には
「そんなことはない」と激しい反応を示す。信じたくないのだ。

チェリンがサンヒョクをバーに呼び出す。ひどい酔い方をしている。

振られたもの同士つきあわないか、と絡むチェリン。
答えないサンヒョクに
「ユジン以外の女は眼中にないってわけね。チュンサンは私の初恋の人でもあるのよ」
と慟哭し、「死んでやる」とますます興奮する。

ユジンの母が病院にやってくる。
気持ちはわかるがサンヒョクのことも考えたらと忠告する母に、ユジンは
「同じ人を2度も好きになったのよ。
しかもわたしのせいで2度も事故にあって。
ただ生きていてくれれば、それでいいの」

カン・ミヒがやってくる。
ちょうどミニョンの容態が急変する。
手術室に運ばれるミニョン。

ユジンは神に祈る。
「助けてください。神様、どうか」

ミニョンの峠は越えたという。
意識も戻りそうだという。

眠るミニョンの手を握り続けるユジン。
小指に指輪が光っている。

薄目を開ける。
「気がついたんですね」
「ユジン?」

・「ユジンさん」ではなくユジンと呼んだこと
・メガネをかけていなかったこと
から「チュンサンなの?」
と思わず呼びかけ抱きしめるユジン。

【感想】

今回のユジンは顔が違います。
チュンサンに対する表情ってほんと無防備でなんの殻もない。
ミニョンがチュンサンなんだと理解した瞬間から、
もうなんの迷いもなくその胸に飛び込んでいってしまいます。
こういうの見るとサンヒョクが10年かけてやってきたことも
「初恋」の前には無力だったんだなぁ、と妙に感心してしまう。
ちょっと哀れでした。

でもまぁそれを見てしまって、いさぎよく引き下がったサンヒョクは
少しだけイメージアップですけど(笑)。

そういえば前回、今回とサンヒョクのケータイの着メロが覚えるぐらい(笑)、出てきましたね。
情報的にはサンヒョク、チェリンの方が先を行ってるんですが、
ユジンとミニョンは「二人の世界」に行っちゃってるから
あんまり関係がないのかな(笑)。

チンスクやヨンゴクは友達を甘やかしすぎのような気もするけど。
「情の濃い」韓国の人の気持ちを理解するのにもこのドラマはいいかもしれませんね。

ミニョンが倒れてからのユジンの献身ぶりも、これまでの時間を埋めるかのようですが、
「尽くしている」自分が好きなんじゃないのかな、と意地悪な感想も浮かびました。
でもその情にうたれてカン・ミヒもユジンの存在を認めるんですけどね。

ユジンのセリフでちょっと気になるのが
チュンサンもミニョンも自分を助けようとしてくれたから、ってセリフ。
その前に事故るような状況に身をおいて心配させないでくれって思っちゃいますけどね(笑)。あんなんじゃ命がいくつあっても足りません。
まぁそれが彼女の個性といえばそれまでなんですが、振り回される周りの人は本当に気の毒です。
サンヒョクを除いて(爆)。

来週からまた過去の秘密が一つ一つ紐解かれてという展開になりそうですね。

それにしても、このドラマ、いつまで冬なんでしょう(爆)。







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