updated(first) | 09/01/2002 | last updated |
ロミオ&ジュリエット (1996/アメリカ) | ||
監督 : | バズ・ラーマン | |
出演 : | レオナルド・ディカプリオ、クレア・デインズ、他 | |
ヴェローナの町を2分して争うモンタギュー家とキュピレット家。 その2家の跡継ぎ、ロミオとジュリエットは運命的な出会いをする。 だがそれは決して許されない恋だった。 世界一有名なラブ・ストーリーをこれが2作目のバズ・ラーマンが思いっきり派手にパンクなノリで作り上げた傑作映画。シェイクスピアのセリフには忠実だが、それに対する「動作」のつけ方、解釈がまるっきり別もの。 例えば有名なバルコニーのシーン。「ロミオ、ロミオ、貴方はなぜロミオなの?」というあれです。この映画ではジュリエットはバルコニーから飛び降り、ロミオはそれを追ってプールに飛び込み、水中でキス。ド派手! ジュリエットのキャラも積極的なイケイケ娘に変更。 モンタギュー家とキュピレット家の「若衆」の乗るのは金飾をあしらったハーレーのようなバイクで、まるっきり「族」同士の抗争。しゃべっているのはノーブルな古期英語だけにこのギャップはかなり強烈。 サントラに使われているのはヘヴィメタ、ハードコアなどまた派手な面々。 衣装も絢爛豪華。時代物というよりもそこらの不良のにーちゃんのようなディカプリオが楽しめる。 このノリ、スピード感には初めて観たときも今でもドキドキしっぱなしだ。 僕の中では「タイタニック」ではなくこちらがディカプリオの代表作。 |
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