Black Pepper’s Blog

23日に「ターミナル」を観てきました。
スピルバーグとトム・ハンクスというと
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」もそうでしたよね。

ターミナル (2004年　/　アメリカ)

写真クリックで公式サイトへ

監督：スティーブン・スピルバーグ
脚本：サーシャ・ガバジ
ジェフ・ナサンソン
出演：
トム・ハンクス
キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ
他

(あらすじ　goo映画　）
東欧クラコウジアからニューヨークに来たビクターは、入国ゲートで職員に呼び止められた。渡航中にクーデターが起こり祖国が消滅、パスポートが無効になってしまったというのだ。彼の目的地は「ラマダ・ホテル」。ニューヨークは目の前なのに、パスポートがなければアメリカに入国もできず、国情が安定するまでは帰国することもできない。彼は、空港で生活することを余儀なくされる。ビクターがニューヨークに来た目的は？彼が大切にしている缶の中身は？片言の英語しか話せないビクターは、「約束がある」と言うだけだった。

けっこう地味な小品でした。
でもなにげにジーンとくるシーンもあるし、
観た後の印象はいいですね。

「どこにも居場所がない」というのはつらいよね。
空港のようなだだっ広い場所で、「無国籍者」として過ごす。
なんか想像もつかない世界ですが。

彼は当初英語がまったく話せない。
空港の管理者とのやりとりもチグハグでまったくかみあってない。
そこからその中で生きていくために英語も覚え、
空港内でうまく日銭を稼いだり、周りの人ともうまくやっていこうとするという。
これはトム・ハンクスらしいお話ではあるよね。

ちょっとかわりすぎてる「いいヒト」を演じるというのがさ。

キャサリン・ゼタ＝ジョーンズは期待すると拍子抜けするような
登場の仕方なんだけど、こういうのもさわやかだし、
彼女の出てるシーンは画面的にも華やかだったので
こういうのもアリなのかな。

ビクターの待ち続けた「約束」というのはJazzが好きな人には
「ふーむ」となる部分かもしれない。
まぁたいしたことはないんだけどさ。

オチはちょっとありがち？というかあっさりしすぎの感もあったけど。
後味のいい人間ドラマではあるかなぁ、という感じ。

ところでどこかで観たことある話だなぁ、と思っていたら
「パリ空港の人々」のハリウッド・リメイクなんだそうです。
正確にはインスパイアされたということで舞台も思いっきり変わっていますが。

パリ空港の人々
ジャン・ロシュフォール　フィリップ・リオレ　マリサ・パレデス　ティッキー・オルガド　ラウラ・デル・ソル

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こちらの作品も地味ながらなかなか面白かったので興味のある人はどうぞ～。

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