さくらん
劇場鑑賞蜷川実花の初監督作品「さくらん」を観て来ました。
思った以上にオシャレ系の映画だったみたいで会場の渋谷シネクイントは女の子ばかりでした。
うん、浮いてたっす(苦笑)。まぁ映画は映画なんで。
さくらん (2006年 / 日本)
写真クリックで公式サイトへ(音楽が流れます)
監督 : 蜷川実花
原作 : 安野モヨコ
脚本 : タナダユキ
出演 : 土屋アンナ
椎名桔平
成宮寛貴
木村住乃
菅野美穂
ほか
(あらすじ goo映画 )
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。
写真家というフィルターがやっぱりあって、
話というよりも、「撮りたい映像」「それを表現するための演出、音楽」ということが前面に出てる印象。
すごく感覚的だし、その感覚を受け入れられる人には強烈にフィットするだろうし、
「なんかシックリこない」という人もいるだろう。
全体を赤のイメージが支配している。
これだけ強烈な色を中心にもってくると、どぎつくなりがちなんだけど、
これまでの花魁ものにあったような「重さ」とか「怨念」みたいなものよりも
きよ葉というキャラクターの持っている現代的な部分、軽さが
いい方に作用して、かなりポップだ。
ラブシーンもあるにはあるけどあくまで撮り方はきれいだしね。
ただ女性の方に重きを置いている分、出てくる男性にほとんど魅力を感じなかったなぁ。
映像のセンスはあると思うので、2作、3作と続けることで、
ひとりよがりな部分や編集、見せ方など、もっとわかりやすく、おもしろく
変わっていくんじゃないかなと感じました。
まぁでも豪華絢爛な映像は見てるだけでも楽しめましたよ。
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★「さくらん」
土屋アンナ主演の花魁もの。
原作も脚本も音楽も、主要ポストは女性という異例な布陣。
特別協賛まで「女性向け下着通信販売会社」でした。トラックバック by ひらりん的映画ブログ — 2007/3/8 木曜日 @ 22:11
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映画「さくらん」
思わず「SAYURI」と「大奥」と川島なお美の「失楽園」と昔懐かしい「時間ですよ」を連想してしまう・・なんだか錯乱してしまいそうな金魚と桜と遊郭の世界
8歳にして吉原遊郭は玉菊屋へと売られてきた少女きよ葉、女将(夏木マリ)の元で花魁粧ひの付き人となり、美…
トラックバック by 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~ — 2007/3/9 金曜日 @ 0:13
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さくらん
8歳の時に、吉原の玉菊屋に売られてきた少女は、きよ葉と名付けられ、花魁、粧ひに面倒を見られるようになります。脱走を図るなど問題児だったきよ葉ですが、やがて、吉原一の花魁を目指すようになります。17歳になり、遊女としてデビューしたきよ葉は、注目を集める存在となりま…
トラックバック by 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~ — 2007/3/9 金曜日 @ 7:22
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「さくらん」 むせ返るような女の臭い・情念を感じる
写真家蜷川実花さんの初監督映画です。 蜷川さんの写真はきちんと見たことがないので
トラックバック by はらやんの映画徒然草 — 2007/3/10 土曜日 @ 18:27
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【2007-32】さくらん
男と女の求めるすべてがあった吉原遊郭に、
後に伝説となる一人の花魁がいた・・・なめんじゃねぇ〜よ。
てめぇの人生、てめぇで咲かす!
トラックバック by ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! — 2007/3/11 日曜日 @ 19:50
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映画/さくらん
映画「さくらん」
監督 蜷川実花
原作 安野モヨコ
脚本 タナダユキ
音楽 椎名林檎
出演 土屋アンナ、菅野美穂、山本浩司 -
【劇場映画】 さくらん
≪ストーリー≫
お蘭によって吉原の玉菊屋に連れてこられた8歳の少女。きよ葉と名付けられた彼女は、高級花魁・粧ひに面倒を見られることになった。玉菊屋から脱走を図り続けるきよ葉だったが、粧ひに導かれ吉原一の花魁を目指す事を決意する。やがて17歳となったきよ葉は、美貌と鼻っ柱の強さで一躍江戸中の注目を集める存在に。そんなきよ葉は、お客として来たうぶな青年・惣次郎と初めての恋に落ちるのだが…。(goo映画より)写真家の監督とモデル出身の主役ということで、ビジュアル的には非常に綺麗。花魁の衣装として…
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『さくらん』
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