NOEL
DVD鑑賞月の後半は映画を観られるかどうかわからない。
でも「キング・コング」ぐらいは観るかなぁとは思うけど。
というわけで気になったのはドカドカ行ってます。
スーザン・サランドン、ペネロペ・クルスらのクリスマスもの「NOEL」行ってきました。
銀座の「東劇」で上映中。
NOEL(ノエル) (2004年 / アメリカ)
写真クリックで公式サイトへ(音が流れます)
監督:チャズ・パルミンテリ
脚本 :デヴィッド・ハバード
出演:
スーザン・サランドン
ペネロペ・クルス
ポール・ウォーカー
アラン・アーキン
ほか
(あらすじ goo映画 )
クリスマス・イヴに一段と華やぐNY。しかしそんな日に、幸せからはじき飛ばされてしまった人々がいた。認知症の母の看病に明け暮れる、バツイチの独身女性ローズ。婚約者の異常な嫉妬深さに悩む、美しいニーナ。彼女を愛するがゆえ、つい嫉妬深くなってしまうマイク。偶然出会ったマイクに、執拗につきまとう老人アーティ。そしてローズが母のいる病院で出会った、謎の見舞客・・・。それまで見ないフリをしてきた孤独や悩みに向きあった彼らは、この聖なる日に小さな奇跡と出会う。
なるほど群像劇だったんだね。
予告編やポスターからペネロペ・クルスとポール・ウォーカーが中心の恋愛ものかと想像していたんだけど、彼らだけではなくて。
それぞれ何の関係もなかったはずの人々が、ふとしたことから関わりをもち、
自分と向き合い、「知らない誰か」に語りかけることで
周りの人に対してまた優しくなれる。
そんな奇跡的な瞬間を描いた作品。
シチュエーション的にはこの間観た「大停電の夜に」にちょっと似ているかな。
ただこちらのほうがわざとらしい部分は少ないね。
それにしても「クリスマスを一人で過ごしたくない」というプレッシャーはあちらでもすごいようで(笑)。
この映画ではそんな中恋人(嫉妬深いマイク=ポール・ウォーカーの干渉になやむニーナ=ペネロペ)や家族(病気の母親の見舞いを続けるスーザン・サランドン)から離れた彼らが行く場所がなくなり(苦笑)。
他人のホーム・ペーティにまぎれこんだり。喫茶店のウェイター(ハゲたおっちゃん)に「自分の妻の生まれ変わりだ」とつきまとわれたり、その彼の発作に病院に付き添っていったり。偶然入ったバーで出会った男を部屋に泊めたり。
なんだろうねぇ。
見知らぬ他人にもすごく親切だし、
そういう自分を「見せる」ことで自分自身を赦せたり、癒せたりするってことが言いたいのかな。
思わぬクリスマス効果ですね。
まぁファンタジックだけどいやな感じではなかったよ。
ラストもほんわかしてたな~。
それにしても病院が出てくるシーンが多く、
老いや孤独といったものにもしっかり向かい合っていかなくては
いけないんだなと、そのあたりはシビアでした。
あと子供のときにたまたま入院した病院でいい思い出があったからといって
わざわざ怪我をして病院に行く中年男が。ああいう風にはなりたくないね(笑)。
スーザン・サランドンがお母さんの手を握るシーン、2人の「皺」がいい感じだったな。
それにしてもこの映画のペネロペは美しすぎ。彼氏が嫉妬に狂うのも無理はないような・・・。
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「ノエル」孤独の心に奇跡が起こる
「ノエル・NOEL」★★★
スーザン・サランドン、ペネロペ・クルス、ポール・ウォーカー主演
チャズ・パルミンテリ監督、2004年アメリカクリスマスの魔法といっても
スーザン・サランドン主演なので
かなり辛口。大人の魔法は
甘口では信じられないからね。
…… -
NOEL ノエル
クリスマス映画は時期をはずすと面白さが半減するものですが、この映画はクリスマスを一人で過ごすことが多い人ならばいつ観ても感動できる作品・・・
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「NOEL ノエル」
まだまだ続きました・・ペネロペ特集第四弾。
主演は、スーザン・サランドンおばさん・・っぽいけど、
メインキャストで頑張ってます。
DVDにはサブタイトルがついていて、
「NOEL ノエル -星降る夜の奇跡-」というタイトル。トラックバック by ひらりん的映画ブログ — 2006/12/18 月曜日 @ 0:21
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