利家とまつ
テレビ番組ところで昨日(3日)は「利家とまつ」も見逃してしまいました。
え? ひな祭りを避けてる? いえ実際の話、ひな祭りはまったく
話題にも上らなかったので、ここでは割愛させていただきますね。
さて大河ドラマに戻ると、このドラマ、キャスティングがさすがに
「ねらいすぎ」なので第8回までは見てたんですが、HP準備などに気をとられて
ついにビデオ録画も逃しました。こういうことから「じゃいいや、もう」と
見捨てる(逆に言うと流行から取り残される)ケースが多いので、
次週ちゃんと見るかどうかが「天下分け目」(な、わけないって)ですね。
それで第3回までの感想ですが、歴史好き(読書メモに書いていますが
戦国についてはそれなりに好きで読みました)の目から見ると、
あのドラマは史実を意図的に無視してて見るに耐えないですね。
一番分かりやすいのは、着物ですがあれは「平成柄」でカラフルで画面上は
映えますが、史実とはなんの関係もありません。
また秀吉と利家が出会った時期というのは史実では
不明です。秀吉の信長への仕官時期も明らかにわざと変えてますね。
このあたりは「歴史読本」の3月号で、「利家とまつ」から歴史的事実として
引用されたものがほとんどない、という点からも想像つきますね。
と、ここまでは「歴史好き」としての感想。
ドラマとして「歴史」の要素をはぎとって見ると、意外と面白いです。
場面と場面のつながり方が「ああなったから、こうなった」という
説明が分かりやすくて、テンポよく見られるんでね。
大河ドラマしばらく見ていなかったんで、なんとも言えないんですが、
「説明」にかたよらず、ここぞというところでは予算を惜しまず、
アクション・シーンに持っていくのも、緊張感を維持する上では非常に効果的です。
多分作者のねらいはそれらと共に、「女性の強さ」も描こうという点にあると
思うんですが、これらは残念ながら(多分時代性のせいでしょうが)原資料には
ほとんどない点で、創作と言わざるを得ません。
まぁ、いろいろ理屈こねたけど、それだけ楽しんでたってことで、
次回以降も見れたら見るつもりです。
*これもひどいです。若気の至り・・・。
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